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ユース取材ライター川端暁彦氏が推薦する「Jユースカップ注目の11傑」

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U-19日本代表のアジア予選突破に貢献したMF東俊希(サンフレッチェ広島ユース)

2018Jユースカップ 第26回Jリーグユース選手権大会


 クラブユースチーム日本一を争う2018Jユースカップ第26回Jリーグユース選手権大会は11月3日と4日に準々決勝が行われる。8強決戦を前に、サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材する川端暁彦氏にJユースカップ注目の11選手、「Jユースカップ注目の11傑」を紹介してもらいます。

川端暁彦氏「今回は一人で選考するということで奇をてらうことなく、オーソドックスな選考を心掛けました。Jのユースには多くのタレントがいるので、8強からと限定した今回も11人を選ぶのは非常に難しかったですが、『観ておいて損はない』と断言できる11傑だとも思います」

以下、川端氏が推薦する11名
GK天野友心(清水エスパルスユース3年)
「トップ昇格が発表されているのは、昨年のU-17W杯日本代表でもある梅田透吾。だが、今大会は平岡宏章監督が『梅田と遜色ない力がある』と評する天野が大活躍。三菱養和SCユースとの3回戦では2本のPKストップも魅せた」

DF杉井颯(柏レイソルU-18、3年)
「常に顔を上げてポジティブな声掛けができるリーダーであり、最終ラインでタフに戦えるファイターであり、ダイナミックに攻撃へ絡める名手でもある。リーグ戦では中盤でプレーする姿も見せた」

DF岡本將成(アルビレックス新潟U-18、3年)
「今夏の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)で一躍評価を高めた大型CB。高さに加えてスピードもあり、ロングボールも蹴れる。まだまだ粗削りの部分もあるが、ポテンシャルは非常に高い。U-18日本代表。来季トップ昇格内定」

DF中村桐耶(北海道コンサドーレ札幌U-18、3年)
「昨年途中まではセンターFWの選手だったが、CBへコンバートされて大きく開花。FWとしても武器だった左足のキックをビルドアップで活かしつつ、高さ・強さで相手FWに対抗する。U-18日本代表。来季トップ昇格内定」

MF東俊希(サンフレッチェ広島ユース3年)
「そのパワフルな左足のキックはU-19日本代表のアジア予選突破の原動力となった。日程を考えると準々決勝に出る可能性はゼロに近いが、やはり紹介しておかないわけにはいかないタレントだろう」

MF山内翔(ヴィッセル神戸U-18、2年)
「各ポジションに個性的な選手がいる神戸から誰を取り上げるべきかは悩みどころだが、キーマンの一人がU-16日本代表のボランチであることは確かだ。長短自在のパスで味方を操りつつ、ゴール前へ進出してのシュートも狙う」

MF松本大弥(サンフレッチェ広島ユース3年)
「180cmの堂々たる体躯を活かして中盤のデュエルを制し、大胆な攻め上がりからの豪快なゴールも備えるセントラルMFで、沢田謙太郎監督は『エンジン』と評する。ちなみに名前の読みは『ひろや』。来季トップ昇格内定」

MF椿直起(横浜F・マリノスユース3年)
「負傷で一時戦線を離れていたが、力強くチームに戻ってきた。ドリブルの切れ味は天下一品で、共に来季トップ昇格の内定している山谷侑士との両翼の破壊力は驚異的だ。上で紹介した松本は横河武蔵野FCジュニアユース(現東京武蔵野シティFC U-15)の同期である」

MF岩本翔(ガンバ大阪ユース3年)
「先輩の堂安律を観ていてもそうだが、茶目っ気すら感じさせるボールを使った『遊び心』はガンバっ子ならでは。そういう意味で岩本は実にガンバらしい選手だ。ボールを触るだけで観ている側が楽しくなれる。U-17日本代表」

MF本間至恩(アルビレックス新潟U-18、3年)
「初めて観たのは中学1年のときでブカブカのユニフォームを着た小さな巨人のプレーに驚かされた。あれから5年、体は小柄だが肉体的な強さは増し、キレのあるドリブルは健在。すでにJ2で得点も記録している実力はホンモノだ」

FW森海渡(柏レイソルU-18、3年)
「現在通算7得点でJユースカップ得点ランク首位を走る男を外すわけにはいかないだろう(ちなみに2位は5得点の新潟U-18、本田修也)。185cmの長身ながら器用さも備えるセンターFW。太陽王子の戴冠へ向けたキーマンだ」

執筆者紹介:川端暁彦
 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動し、各種媒体に寄稿。著書『Jの新人』(東邦出版)。
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