beacon

暴行事件で逮捕されたベントナーに禁錮50日の判決…所属先のGMは契約解除しないと明言

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWニクラス・ベントナーに禁錮50日の有罪判決

 ノルウェーリーグのローゼンボリに在籍する、元デンマーク代表FWニクラス・ベントナーに禁錮50日の有罪判決が下された。

 9月9日、ベントナーはインターナショナルマッチのオフ期間にデンマークへ帰国。その際タクシードライバーに暴行したとして逮捕されていた。この暴行事件について、コペンハーゲンの地方裁判所は2日、ベントナーに対して禁錮50日の判決を下している。

 50日間の服役となるとキャリアに大きな影響を及ぼすことが予想されるが、所属先ローゼンボリのゼネラルマネージャー、トーヴェ・モエ・ディルハウグはTVメディア『TV2』を通して「彼はローゼンボリの選手として、引き続きキャリアを歩んでもらいます」と言及。2019年12月まで契約を結んでいるベントナーの不祥事を嘆きつつも、契約解除をするつもりはないと明言している。

 ノルウェーリーグの2018年シーズンはすでに27試合消化しており、ローゼンボリは3試合を残してリーグ首位に立っている。ベントナーはここまでリーグ戦20試合で5ゴール4アシストを記録していた。

 これまでベントナーは器物破損や飲酒運転などで複数回の逮捕歴があり、その他にも一般人への暴言で騒動を巻き起こすなど、問題児の側面が大きくフォーカスされていた。今回、禁錮50日の判決を受けて同選手の顧問弁護士は上訴する意向を示しているだけに、この騒動は収束まで時間を要することになりそうだ。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP