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試合後サポーターに涙でお辞儀…FC東京はDFチャン・ヒョンスのヘディング弾で横浜FMに完封勝ち

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決勝点を挙げたFC東京DFチャン・ヒョンス

[11.3 J1第31節 横浜FM 0-1 FC東京 日産ス]

 J1第31節が3日に開催され、暫定5位のFC東京は敵地で11位横浜F・マリノスに1-0で勝利した。前半15分にセットプレーから主将DFチャン・ヒョンスが挙げた先制点が決勝ゴール。韓国代表から永久追放の処分を受けたばかりの同選手は試合後、サポーターと喜びを分かち合うと、涙を見せながら一礼し、ロッカールームへと引き上げた。

 出場停止が明け、2試合ぶりに先発復帰したチャン・ヒョンス。先月末に兵役免除に関する社会奉仕活動で虚偽の報告を行ったことが発覚し、今月1日に韓国サッカー協会(KFA)から代表選手資格の永久剥奪と罰金3000万ウォン(約300万円)の処分を受けていた。

 騒動を起こした直後の一戦となったが、立ち上がりに“みそぎ”のゴールを奪う。前半15分、右CKからキッカーのMF東慶悟が右足でクロスを送ると、PA内中央に飛び込んだチャン・ヒョンスがヘディングでゴール左に押し込み、先制点をマークした。

 1-0で前半を終えたFC東京は、後半17分に横浜FMのMF天野純のシュートをFW仲川輝人に右足のヒールで流し込まれるも、オフサイドの判定で命拾い。最後まで無失点で切り抜け、2試合ぶりの白星で暫定3位に浮上した。

 一方、横浜FMは10月27日のルヴァン杯決勝・湘南戦(0-1)を含めて公式戦3連敗。13位に後退し、残留争いから抜け出すことはできなかった。

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