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経営難を乗り越えてJ3優勝&J2昇格へ…琉球社長「我々の旅の序章にすぎません」

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FC琉球がJ3優勝とJ2昇格を決めた

 FC琉球が4日、公式サイトにファン・サポーターに向けたメッセージを掲載した。

 3日、琉球はザスパクサツ群馬と対戦。引き分け以上でJ3優勝とJ2昇格が決まる状況の中、開始2分にMF中川風希が先制点を挙げると、さらに3点を追加。後半に2点を返されたが、4-2で逃げ切り、Jリーグ参入5年目でクラブ史上初の優勝を果たした。なお、4節を残しての優勝はJ3最速記録となる。

 琉球はクラブ公式サイトを通じて、倉林啓士郎代表取締役社長が「沖縄の皆さまに、感謝と愛と情熱をこめてご報告差し上げます」とのタイトルで、ファン・サポーターに優勝報告すると共に、感謝の言葉を掲載。最後には選手およびスタッフ全員の名前も記載した。クラブ公式サイトに掲載されたメッセージは以下の通り。

「昨日『FC琉球』は、ついにJ3での優勝とJ2昇格を勝ち取ることができました。クラブ創設から15年、多くの皆さまと一緒に見てきた夢が、1つ実現しました。本当にありがとうこざいました。そして、おめでとうございます。

 2年前に、経営難の中でこの沖縄のクラブの代表に就任したことは想定外でしたが、2シーズン目でのJ3優勝&J2昇格も、また、想定外のこととなりました。今後も、ワクワクしていただける想定外に向けて、さらにチャレンジして参ります。

 いつも心に留めておりますが、我々の目標は、J2やJ1に上がることではなく、このチームが本当の意味で、地元・沖縄に根ざしたサッカークラブになることです。沖縄のひとつの誇りとなれるような、そんな存在に、いつかなりたい。子供たちに夢を与え、皆さまとともに歩みながら、産業振興や国際交流にも貢献したい。

 昨日の結果も、我々の旅の序章にすぎません。チームは、ここで満足し立ち止まることなく、また今日から走りだします。そして、私たちスタッフも『もっと愛されるクラブ』になるために、今まで以上に沖縄を愛していきます。

 今後とも、ぜひ、この『あなたのクラブ』を温かく、ときに厳しく応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます」

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