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古巣から有田が決勝点!愛媛が“HTで残留決定”の京都下して5試合ぶり勝利

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[11.4 J2第40節 京都0-1愛媛 西京極]

 J2リーグは4日、第40節を行った。京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場では京都サンガF.C.愛媛FCが対戦し、愛媛が1-0で勝利した。

 試合は開始早々に動く。前半9分、自陣からのロングフィードをPA右でFW吉田眞紀人がおさめ、左足でクロスを供給。これをFW有田光希が相手と競り合いながらヘディングシュートを決め、幸先よく先制に成功した。

 1点を追う展開となった京都は前半11分、MF庄司悦大のスルーパスを受けたFW岩崎悠人が左サイドから中央へ斜めに仕掛け、相手に当たって高く舞い上がったボールをFWカイオがヘディングシュート。無人のゴールに流し込むだけだったが、クロスバー上に外れてしまった。

 愛媛は前半22分、大きなサイドチェンジからPA右でセカンドボールを拾った吉田が左足を振り抜く。しかし、GK清水圭介に右手で弾き出される。対する京都は39分、左サイドから岩崎が右足でクロスを上げると、カイオが頭で合わせる。決定的なシュートだったが、GK岡本昌弘のファインセーブに阻まれ、前半のうちに追いつくことはできなかった。

 後半は立ち上がりから京都が押し込む時間が続く。11分、DF石櫃洋祐のFKからPA内でこぼれたボールをMF仙頭啓矢が右足シュート。低く抑えられたシュートだったが、MF田中裕人にクリアされてしまう。18分には、敵陣中央でFWレンゾ・ロペスがボールを奪って独走。右足シュートを放ったが、GK岡本の好セーブに遭い、絶好のチャンスを逃した。

 愛媛は後半22分、吉田に代えてDF林堂眞を投入。守備を固めると、これが奏功し、京都のチャンスのシーンが少なくなった。この試合より1時間キックオフが早かった讃岐vs栃木で負けた讃岐の降格圏21位以下が確定したため、ハーフタイムの時点で残留が決まった京都は、30分にMFジュニーニョ、35分にMF小屋松知哉を送り込み、攻撃の手を強めた。

 だが、それを利用するように愛媛が相手の背後を突いて、したたかに追加点を狙いにいく。後半39分、MF神谷優太が左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、フリーで走り込んだMF野澤英之が右足シュート。決定的なシーンだったが、シュートは枠を外れてしまう。

 後半42分にも神谷の左足シュートはGK清水の手を弾いてクロスバーを叩いたが、愛媛が1-0で逃げ切り勝利。5試合ぶりの白星を飾った。

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