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怪物ロナウド氏、バジャドリー会長としてレアルに帰還…旧知のペレス会長と試合を見守る

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現在はバジャドリーの会長を務めるロナウド

 元ブラジル代表FWのロナウド氏が、古巣レアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウに戻ってきた。ただし、今回は同クラブの対戦相手の代表者としてである。元ブラジル代表FWはバジャドリーの会長として、旧知の仲であるフロレンティーノ・ペレス会長の横に座っている。

 今年9月にバジャドリーの株式51%を3000万ユーロ(約38億円)で取得して同クラブの会長に就任したロナウド氏は、3日のリーガ・エスパニョーラ第11節、ベルナベウを舞台としたレアル戦で、ペレス会長の隣に座って試合を観戦した。

 このような光景は、なかなか見られるものではないだろう。ペレス会長は2002年、フェノメノ(怪物)として名を馳せたロナウド氏をルイス・フィーゴ氏、ジネディーヌ・ジダン氏に続くガラクティコ(銀河系選手)として、移籍金4500万ユーロ(約58億円)で獲得。ロナウド氏は現役引退後に、ペレス会長の個人相談役も務めていた時期もあった。両クラブの会長が横並びで試合を見守るとき、頻繁に言葉を交わすことはないが、そうした親しい間柄にあるペレス会長とロナウド会長は笑顔で会話していた。

 試合は2-0で、レアルが勝利。ロナウド会長は試合後、自身の『ツイッター』アカウントで「一チームだけしか勝つことができない、たくさんの気持ちが込もった試合だった。バジャドリーは素晴らしい試合を演じたし、良い道を歩んでいるね。レアルの素晴らしいホスピタリティーに感謝をしたい」と感想を述べている。

 なおレアルは勝ち点17で6位、バジャドリーは勝ち点16で9位に位置している。

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