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反転ボレーの堂安律、蘭誌で週間MVPに!「素晴らしい動き」「クレバーにコントロール」

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フローニンゲンMF堂安律

 フローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律は、エールディビジ第11節の週間MVPに選出されている。オランダ誌『Voetbal International』が伝えた。

 現地時間2日にエクセルシオールとのアウェーマッチに臨んだフローニンゲン。この試合で堂安は29分に反転ボレーでチーム2点目をマークし、4-2の勝利に大きく貢献している。

 そして、『Voetbal International』はこの一戦での堂安の活躍を「7.5」と高く評価。オランダ代表DFデイリー・ブリント(アヤックス)やMFミカエル・チャコン(エメン)と並び、第11節全プレーヤー最高タイとなった堂安をさらに週間MVPに選び、プレーに関しては次のように寸評した。

「得点力不足に苦しめられるダニー・バイス監督率いるチームに創造的な刺激を与えることが求められるMFだが、普段はチームメイトたちが彼のプレーを理解しないことが度々。加えて、相手チームがこの日本人を封じ込めるために選手を1人置くことも多い」

「エクセルシオール戦ではそんなドウアンに監督からの救いの手が差し伸べられている。バイスはミムン・マヒとマテオ・カシエーラを2トップに起用したため、エクセルシオールのDF陣は彼らの対応で手一杯に。よって堂安は通常より少しばかりか自由に動き回れるようになった。フローニンゲンが突然ゴールへの勢いを取り戻したのは偶然ではないだろう」

 ゴールの場面についてはこのように記されている。

「クラーリンゲン(エクセルシオールの本拠地)での試合の29分、ドウアンはゴールを決めるに当たって素晴らしい働きを見せた。プレーメイカーは高いボールをクレバーに左足でコントロールし、ターンからファーを突いた。相手DFのロレンゾ・ブルネットはどこを見ればよいのか迷っていたようだ」

 一方、フローニンゲンはこれでようやく今季リーグ戦2勝目。依然として最下位に低迷するも、この勝利からMF小林祐希所属のヘーレンフェーンとホームで対戦する次節(11日)に向けて自信を得られたかもしれない。

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