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モウリーニョ采配ズバリ!!マンUが劇的な逆転勝利!ユーベに今季初黒星つける

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フアン・マタがビューティフルFK弾

[11.7 欧州CLグループリーグ第4節 ユベントス1-2マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は7日、グループリーグ第4節2日目を行った。ユベントス・スタジアムではH組のユベントス(イタリア)とマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が対戦。ユベントスが先制したが、後半に追いついたユナイテッドが2-1で逆転勝利を飾った。

 3連勝で首位に立つユベントスは、3日のセリエA第11節カリアリ戦(3-1)から先発4人を変更。DFジョルジョ・キエッリーニとDFアレックス・サンドロ、MFサミ・ケディラ、MFフアン・クアドラードを起用した。1勝1分1敗のユナイテッドは、3日のプレミアリーグ第11節ボーンマス戦(2-1)から2人を入れ替え、MFフレッジとMFフアン・マタに代えてMFアンデル・エレーラとMFジェシー・リンガードが先発に入った。

 先月23日にオールド・トラッフォードで行われた“第1ラウンド”は、FWパウロ・ディバラの決勝点でユベントスが勝利。この試合で勝てば、グループリーグ突破が決まるユベントスは、攻撃ではFWクリスティアーノ・ロナウドが積極的にシュートを放ち、守備ではキエッリーニを中心にシュートさえ許さず、優勢に試合を進める。対するユナイテッドは細かくパスを回すものの、FWロメル・ルカク不在が響き、前線に効果的なボールが入らない。

 決定機は前半35分。ユベントスは右サイドでパスを受けたC・ロナウドが中央へ折り返すと、フリーで走り込んだケディラが右足で合わせる。しかし、惜しくも左ポストを叩き、先制のチャンスを逃した。前半はポゼッション率54%、シュート12本(枠内2本)とユベントスの一方的な展開だったが、スコアレスで試合を折り返した。

 前半3本(すべて枠外)のシュートにとどまったユナイテッドは、後半4分に好調のFWアントニー・マルシャルがドリブルで仕掛け、個人技から枠内にシュートを打ち込み、先制点を狙う。だが、後半もユベントスペース。5分にはPA右でクアドラードのパスを受けたディバラが反転して左足を一閃。名手GKダビド・デ・ヘアも反応できなかったが、クロスバーに阻まれた。

 ユベントスは後半16分、ケディラに代えてMFブレズ・マトゥイディを投入すると、20分に均衡を破った。敵陣ハーフェーライン付近からDFレオナルド・ボヌッチが前線にロングパスを送ると、相手DFの前を取ったC・ロナウドが右足シュート。後方からの難しいボールを完璧に合わせ、ゴール右に突き刺した。

 C・ロナウドの今季欧州CL初ゴールで先制したユベントスは、後半20分にC・ロナウドが縦への突破とみせかけて横パス。MFミラレム・ピャニッチがPA手前から右足を振り抜いたが、GKデ・ヘアの好セーブに阻まれる。1点ビハインドのユナイテッドは25分にリンガードを下げ、FWマーカス・ラッシュフォードを投入。サンチェスを中央のまま、リンガードと同じ2列目の右サイドに入った。

 ユベントスは後半29分、カウンターからクアドラードが中央を駆け上がり、左にディバラ、右にC・ロナウドが並走。右を選択し、C・ロナウドがPA右からシュートを打つと見せかけて中央に折り返し、クアドラードが決定的な右足シュートを放つがクロスバー上に外れた。防戦一方の状況が続くユナイテッドは34分に2枚替え。エレーラとサンチェスを下げ、マタとMFマルアン・フェライニを入れて交代カードを使い切った。

 マルシャルが一人気を吐く中、ユナイテッドは後半40分にペナルティーアーク内でMFポール・ポグバが倒されてFKを獲得。キッカーのマタが左足を振り抜くと、壁を越えたシュートが鋭く落ちてゴール左に突き刺さり、1-1と試合を振り出しに戻す。さらに45分、左サイドのFKからDFアシュリー・ヤングがスピードのあるボールをゴール前に蹴り込むと、フェライニには合わなかったが相手のオウンゴールを誘発。土壇場でユナイテッドが2-1で逆転勝利した。一方のユベントスは今季公式戦で初黒星を喫した。

 なお、第5節は27日に行われ、ユベントスはバレンシア、ユナイテッドはヤングボーイズとそれぞれホームで戦う。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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