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ハットトリック南野に地元メディア「このままジョーカーの役割は終えるのか?」

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ELでハットトリックを決めた南野拓実

[11.8 ELグループリーグ第4節 ローゼンボリ2-5ザルツブルク]

 ザルツブルクの日本代表FW南野拓実が、ヨーロッパリーグ(EL)ローゼンボリ戦で見せたハットトリックの活躍に称賛の声が止まないでいる。地元メディア『ラオラ1』は「南野フィーバー!」の見出しで南野とマルコ・ローズ監督の試合後のコメントを紹介。「南野はこのままジョーカーの役割は終えるのか?」と出場機会が安定しない起用法に疑問を投げかけた。

 南野はFWハネス・ボルフとポジション争いを繰り広げている。リーグ戦では11試合に出場する南野だが、先発は7試合。カップ戦も含め、ベンチからスタートすることも少なくない。

 しかしこの競争をローズ監督はポジティブに捉えている様子。「何も問題はない。うまく使い分けていくつもりだ。今のところとてもいいパフォーマンスを発揮している」と手ごたえを語った。

 そしてこの日のハットトリックについても、「練習でも調子がいいときは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる。タキ(南野の愛称)はとてもいいパフォーマンスだったね。称賛に値するよ」と褒めたたえた。

 ただ南野自身は冷静に受け止める。「僕にとってはもちろんいいことだけど、チームにとってもよかった」と話すと、「チャンスがあったら、それをいつも活かせるようにしている。それが僕の仕事だから」と謙虚に語った。

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