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出場校チーム紹介:遠野(岩手)

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伝統校・遠野高は全国8強以上を目指す

第97回全国高校サッカー選手権

遠野高(岩手)

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▼全国大会日程
1回戦 0-4 岡山学芸館高(岡山)
■出場回数
6年連続28回目
■過去の最高成績
準優勝(60年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校選手権4強2回(78、05年度)、全国高校総体出場20回、同4強1回(73年)
■監督
長谷川仁
■主将
MF太田竜雅(3年)
■今季成績
[総体](県4強)
準決勝 0-5 専大北上高
[リーグ戦]
プリンスリーグ東北7位(4勝3分11敗)
[新人戦](県4強、17年11月)
県準決勝 1-1(PK3-4)専大北上高
■予選成績
3回戦 17-0 高田高
準々決勝 1-0 不来方高
準決勝 3-1(延長)盛岡市立高
決勝 4-0 花巻東高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-2-3-1]

      及川魁土
渡邊拓磨 太田竜雅 立花健斗
   遠藤圭哉 菅原佑太
馬場隼哉        千田一成
   畑瀬雅矢 及川幸毅
      菊池龍
[決勝メモ] 
 初の決勝進出を果たした花巻東高と対戦。守備から速攻に出て10番MF八重樫翔太(3年)がシュートを放つ花巻東に対し、遠野はなかなかシュートシーンを増やすことができない。それでも前半33分、FW立花健斗(3年)が左サイドからダイレクトで上げたクロスをFW及川魁士(2年)がダイビングヘッドで合わせて先制する。遠野は後半7分にもMF遠藤圭哉(2年)のスルーパスから及川魁がポスト直撃のシュート。このこぼれを立花が押し込んで2-0とする。さらに10分には立花の右CKから及川魁が追加点。28分にも立花のシュートのこぼれを及川魁が繋ぎ、最後は遠藤が決めて4点目を奪った。花巻東を完封した遠野が6連覇を達成した。

MOM:FW及川魁土(2年)
「先発起用に応える2得点。全4ゴールに絡む活躍」

■チーム紹介
岩手最長タイの6年連続出場。全国で勝つチームに
 盛岡市立高との県準決勝は後半ATの同点劇から延長戦勝利。決勝を4-0で快勝して勝ち取った6年連続出場は、1956~61年度の遠野と84~89年度の盛岡商高に並んで岩手県の最長記録だ。全国準優勝1回、4強2回の伝統を持つ岩手王者は「ベスト8以上が目標なので、そこを目指していきたい」(FW立花健斗、3年)という目標を持って全国大会に臨む。
 近年は全国で勝ち上がる前に惜敗していることが多いが、目標達成も十分に期待できるチームだ。1年時から経験を重ねてきたエース立花やMF太田竜雅主将(3年)が最上級生となった今年、特に攻撃陣の層が厚く、相手の守りを繋いで崩すことも“壊す”こともできる。決勝で2得点の俊足FW及川魁士(2年)や県準決勝で相手を圧倒するようなプレーをしていた183cmFW菊池大和(2年)、加えてテクニカルな選手の多い中盤のコンビネーション、サイド攻撃など面白い。守備は基本に忠実。安定感の高いGK菊池龍(3年)やCB及川幸毅(3年)、CB畑瀬雅矢(3年)らによる我慢強い守りから攻撃タレントたちが爆発すれば、“サッカーの街”遠野のイレブンが躍進する可能性はある。
■県予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
3度目の選手権に臨むエース
FW立花健斗(3年)
「『ドリブルで崩せるイスコみたいな選手に』というレフティーアタッカー。カットインからのシュートと縦への突破に注目」

“遠野の心臓”
MF太田竜雅(3年)
「パスワークの中心となる司令塔。ピッチを広く動き回り、一発のロングクロスで決定機を演出する力もある」

兄とともに目指す全国での勝利
FW及川魁士(2年)
「今年の2年生は攻撃タレントが豊富。抜群のスピードを持つFWは交代出場した準決勝で1得点、先発チャンスを得た決勝では2得点を叩き出した。CB及川幸毅(3年)は兄」

■過去の全国大会成績
【17年度 第96回(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 作陽高(岡山)
【16年度 第95回(3回戦敗退)】
2回戦 2-0 松山北高(愛媛)
3回戦 0-1 前橋育英高(群馬)
【15年度 第94回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 東福岡高(福岡)
【14年度 第93回(1回戦敗退)】
1回戦 1-3 草津東高(滋賀)
【13年度 第92回(1回戦敗退)】
1回戦 1-3 那覇西高(沖縄)
【10年度 第89回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 宇和島東高(愛媛)
【07年度 第86回(8強】
2回戦 1-0 江の川高(島根)
3回戦 2-1 近大和歌山高(和歌山)
準々決勝 0-2 高川学園高(山口)
【05年度 第84回(4強)】
1回戦 2-1 那覇西高(沖縄)
2回戦 1-0 東福岡高(福岡)
3回戦 2-1 立正大淞南高(島根)
準々決勝 3-2 広島観音高(広島)
準決勝 0-3 鹿児島実高(鹿児島)
【01年度 第80回(1回戦敗退)】
1回戦 0-0(PK5-6)近大和歌山高(和歌山)
【00年度 第79回(8強)】
1回戦 4-1 徳島商高(徳島)
2回戦 2-1 各務原高(岐阜)
3回戦 2-1 前橋商高(群馬)
準々決勝 1-2 草津東高(滋賀)
【98年度 第77回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 初芝橋本高(和歌山)
2回戦 3-1 鹿児島工高(鹿児島)
3回戦 0-3 東福岡高(福岡)
【94年度 第73回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 香川西高(香川)
【90年度 第69回(2回戦敗退)】
1回戦 4-0 米子北高(鳥取)
2回戦 1-1(PK9-10)宇都宮学園高(栃木)
【83年度 第62回(3回戦敗退)】
1回戦 2-1 作陽高(岡山)
2回戦 3-0 五戸高(青森)
3回戦 0-1 韮崎高(山梨)
【80年度 第59回(2回戦敗退)】
1回戦 2-1 済々黌高(熊本)
2回戦 0-5 浦和南高(埼玉)
【78年度 第57回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 {{広島国泰寺高(広島)
2回戦 0-1 {{四日市中央工高(三重)
【77年度 第56回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 新宮商高(和歌山)
2回戦 1-1(PK0-3)水島工高(岡山)
【76年度 第55回(2回戦敗退)】
1回戦 4-2 松江南高(島根)
2回戦 1-3 浦和南高(埼玉)
【75年度 第54回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 大分工高(大分)
【69年度 第48回(8強)】
1回戦 3-0 西宮東高(兵庫)
準々決勝 1-3 浦和南高(埼玉)
【68年度 第47回(4強)】
1回戦 1-0 川口高(埼玉)
準々決勝 5-0 藤枝東高(静岡)
準決勝 0-4 山陽高(広島)
【61年度 第40回(2回戦敗退)】
1回戦 3-1 串本高(和歌山)
2回戦 0-1 秋田商高(秋田)
【60年度 第39回(準優勝)】
2回戦 5-0 松山商高(愛媛)
準々決勝 2-1 帝京高(東京)
準決勝 1-0 秋田商高(秋田)
決勝 0-4 浦和市立高(埼玉)
【59年度 第38回(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 中津東高(大分)
【58年度 第37回(2回戦敗退)】
1回戦 3-0 大社高(島根)
2回戦 1-3 関西学院高(兵庫)
【57年度 第36回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 神戸高(兵庫)
【56年度 第35回(2回戦敗退)】
1回戦 7-0 勝山高(岡山)
2回戦 1-2 北宇和高(愛媛)

■登録メンバーリスト
1 GK 菊池龍(3年)
2 DF 千田一成(2年)
3 DF 畑瀬雅矢(3年)
4 DF 及川幸毅(3年)
5 DF 菊地優雅(3年)
6 DF 米澤義亜(2年)
7 MF 太田竜雅(3年)
8 MF 菅原佑太(3年)
9 FW 赤坂輝海(3年)
10 FW 立花健斗(3年)
11 FW 及川魁士(2年)
12 DF 馬場隼哉(3年)
13 DF 樋口康介(3年)
14 MF 遠藤圭哉(2年)
15 MF 塩谷直紀(3年)
16 MF 渡邉拓磨(2年)
17 GK 菊池朋哉(3年)
18 FW 加藤優矢(3年)
19 MF 佐藤隼(3年)
20 FW 菊池大和(2年)
21 GK 山下夏輝(1年)
22 DF 千葉寿智(2年)
23 MF 千葉拓翔(3年)
24 MF 門脇聡志(2年)
25 DF 菊池優誠(2年)
26 FW 中野友佑輝(3年)
27 DF 高橋悠斗(2年)
28 DF 佐々木蒼(2年)
29 DF 高橋和志(1年)
30 MF 梅木優平(1年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018

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