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広島、川崎Fの連覇阻止できず…仙台FW石原直樹に鮮やかボレー決められて5連敗

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勝利から遠ざかっている両者の対決は仙台に軍配

[11.10 J1第32節 広島0-1仙台 Eスタ]

 J1リーグは10日、第32節を行った。エディオンスタジアム広島では2位サンフレッチェ広島と10位ベガルタ仙台が対戦。古巣対決となったFW石原直樹の決勝点により、仙台が1-0で勝利した。仙台は6戦ぶり白星。広島は5連敗で7戦未勝利(1分6敗)となっている。

 勝利から遠ざかっている両者。6試合白星なし(1分5敗)の広島は、3日の磐田戦(2-3)から1人を変更し、MF青山敏弘が先発復帰した。対する5試合白星なし(1分4敗)の仙台は、4日の札幌戦(0-1)から3人を入れ替え、MF奥埜博亮とMF永戸勝也、FWハモン・ロペスを先発起用している。

 首位・川崎Fが勝てば優勝が決まる今節。2位の広島としては勝って望みをつなぎたいところ。前半26分、MF柴崎晃誠の右CKからFWパトリックがヘディングシュートを放ったが、GKシュミット・ダニエルの正面。対する仙台は40分、PA左にこぼれたボールを永戸が右足で狙ったが、強烈なシュートはわずかに枠を外れ、前半はスコアレスに終わった。

 後半7分、広島に決定機。右サイドのハーフェーライン付近からFWティーラシンが絶妙なスルーパス。これでパトリックが完全に抜け出したが、タイミングよく飛び出したGKシュミット・ダニエルに止められ、先制を逃した。

 すると、後半22分に試合が動く。左サイドからFW中野嘉大がアーリークロスを供給し、ハモン・ロペスが胸で落としたボールを石原が右足ボレー。難しいボールだったが、正確に合わせてゴールネットを揺らした。

 まずは追いつきたい広島は後半38分、MF柏好文の右CKからDF佐々木翔がヘディングシュート。アディショナルタイム2分には、PA左からDF馬渡和彰が中央へスライドして鋭いシュートを放ったが、ともにGKシュミット・ダニエルのファインセーブに阻まれ、タイムアップ。0-1で広島が敗れたため、川崎Fの連覇が決まった。

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