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“代役”でシャーレ掲げた谷口彰悟「貴重な経験をさせてもらった」

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チャンピオンシャーレを受け取るDF谷口彰悟

[11.10 J1第32節 C大阪2-1川崎F ヤンマー]

 ゲームキャプテンとしてチャンピオンシャーレを掲げた。川崎フロンターレはキャプテンのFW小林悠が負傷欠場したため、DF谷口彰悟がキャプテンマークを巻いてフル出場。試合後の優勝セレモニーでは小林に代わって“大役”を務め、「本当は(小林)悠さんが掲げるけど、アクシデントで出られなくて。貴重な経験をさせてもらった」と笑みをこぼした。

 試合は後半45分に1-1の同点に追いつきながら試合終了間際に決勝点を献上。「試合をどう終わらせるのかは今後に生かしていかないといけない」と反省する谷口だが、他会場の状況はまったく把握していなかったという。

 勝てば自力で優勝が決まる状況だったが、たとえ敗れても、2位の広島も負ければ川崎Fの優勝が決まる。川崎Fの試合終了後、広島敗戦の一報がベンチに入ったか、「決まった感じがベンチからあった。優勝したんだなと。ホッとした気持ちが大きかった」と、その瞬間を振り返った。

 悲願のタイトル獲得となった昨季の初優勝とは喜びの種類は違ったが、シャーレを掲げる快感は変わらない。「あれをみんなで掲げるというのは、何度やってもまたやりたいなと思う」。目指すは3連覇。07~09年の鹿島以来、Jリーグ史上2度目の偉業に挑戦する。

(取材・文 西山紘平)

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