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一週間以上経ちましたが…U-21代表MF伊藤洋輝「今も悔しい思いをしている最中」

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U-21日本代表MF伊藤洋輝(磐田)

 アジアでの激闘を終えたばかりだ。U-19日本代表として先日行われたAFC U-19選手権に出場して、来年のU-20W杯出場権を獲得したMF伊藤洋輝(磐田)は、今度はUAE遠征を行うU-21日本代表に招集された。

 今年1月に中国で開催されたAFC U-23選手権でU-21日本代表に招集されていた伊藤にとって、約10か月ぶりの同代表復帰。すると、「知っている選手ばかりなので、積極的に自分のプレーを出していけたらいい。Jリーグの試合に出ているレベルの高い選手が多いので、その中で刺激を受けていきたい」と意気込みを示した。

 AFC U-19選手権には準決勝までの5試合中4試合に先発出場。初戦北朝鮮戦では豪快なミドルシュートを叩き込むなど、インパクトを残した。厳しい戦いを勝ち上がり、ベスト4まで辿り着いて“世界”への切符を手に入れたものの、「サウジ戦はフィジカルの差や個人の技術の差を体感した」という準決勝でサウジアラビアに0-2の完敗を喫して大会から姿を消すことになった。

 あのときの悔しさはまだ残っている。「日本に帰ってきて一週間経ったけど、今も悔しい思いをしている最中なので、今回の遠征に選ばれてすごく嬉しい。アジアの相手と対戦してさらなる上積みができると思うので、成長して帰ってきたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
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