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奇跡の逆転勝利を果たしたアトレティコだが…バルサとの大一番を前にCBが全滅

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バルセロナ戦に向けてアトレティコは心配?

 10日のリーガ・エスパニョーラ第12節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのビルバオ戦で奇跡的な逆転勝利を果たしたアトレティコ・マドリーだが、感動の後には困難が待ち受けていた。

 ビルバオにリードを奪われ続ける厳しい展開を強いられたアトレティコだったが、80分にMFロドリのゴールで同点に追いつくと、91分には負傷しながらも交代枠を使い切っていたために前線に残ってプレーし続けたDFディエゴ・ゴディンが逆転弾を決めた。

 しかし、いかに感動的な勝利であったとしても、負傷者が増え続けていることに変わりはない。ことCBに関しては、ゴディンの負傷によって言葉通り全滅となった。アトレティコはインターナショナルウィークを挟んで、24日のリーガ第12節でバルセロナをワンダ・メトロポリターノに迎えるが、その大一番でCBを起用できるかは不透明となっている。

 アトレティコのトップチームが擁するCBはゴディン、DFホセ・ヒメネス、DFリュカ・エルナンデス、DFステファン・サビッチの4選手。ゴディンは左足筋肉を負傷したが、まだ検査の結果が出ておらず離脱期間は不明。ただ選手本人は「回復まで20日間から1か月かかる肉離れ」を負ったと話しており、その通りであればバルセロナ戦での復帰は不可能となる。

 またヒメネスは先週のミッドウィークに行われたボルシア・ドルトムント戦で左足ハムストリングを負傷して、1か月の戦線離脱。こちらもバルセロナ戦は欠場となる。バルセロナ戦までに復帰する可能性があるのは、右足内転筋を痛めたL・エルナンデス、左足に打撲傷を負ったサビッチの2選手となるが、L・エルナンデスは試合までに完全に回復するかじつに微妙な状況で、その一方でサビッチは今季に同様の負傷で45日間の戦線離脱を強いられていた。

 バルセロナ戦で、アトレティコのCBは一体誰が務めているのだろうか。

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