beacon

エバートンが“ジョルジーニョ封じ”完遂…チェルシーはイングランド代表GKの牙城崩せずドロー決着

このエントリーをはてなブックマークに追加

チェルシーvsエバートンはスコアレスドロー

[11.11 プレミアリーグ第12節 チェルシー0-0エバートン]

 プレミアリーグは11日、第12節を行った。チェルシーは本拠地スタンフォードブリッジでエバートンと対戦し、0-0で引き分けた。

 8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第4節でBATE(1-0)を下し、2試合を残して決勝トーナメント進出を決めたチェルシー。その試合からGKケパ・アリサバラガとMFジョルジーニョ、MFエデン・アザールを除く8人を変更し、MFマテオ・コバチッチやMFウィリアン、FWアルバロ・モラタらを起用した。

 前半はチェルシーがポゼッション率66.7%で主導権を握ったが、エバートンの前線からのプレス、サッリイズムの体現者ジョルジーニョを封じられ、なかなか“らしい”攻撃を展開できない。すると、エバートンは前半12分、右CKのクリアボールからMFベルナルジが左足シュート。これは枠を捉えきれなかったが、チェルシー相手にエバートンが堂々の戦いぶりをみせた。

 前半23分、チェルシーはゴール正面でアザールが倒されてFKを獲得。キッカーのMFマルコス・アロンソが壁の左から巻いたシュートを放つも枠を捉えきれず。40分には、FKからMFウィリアンがPA左へ蹴り込み、角度がないところからアロンソが強烈ボレー。しかし、GKジョーダン・ピックフォードのファインセーブに阻まれ、前半をスコアレスで終えた。

 チェルシーは後半のキックオフから後方に下げ、DFダビド・ルイスが前線の左サイドへ大きく蹴り出し、アザールが右足でクロスを送る。DFジェリー・ミナが触れず、流れたボールをモラタが合わせたが、イングランド代表守護神の好セーブに遭い、奇襲攻撃は実らなかった。15分には、アザールのスルーパスで抜け出したウィリアンがPA右まで運んで右足シュート。GKと1対1の状況だったが、ゴール左に逸れていった。

 後半19分、チェルシーはジョルジーニョを下げてMFセスク・ファブレガスを投入。直後にアロンソのシュートが右ポストを叩いたが、なかなか得点を奪えず、23分にはウィリアンを下げてFWペドロ・ロドリゲスをピッチに送り込む。すると、26分に右サイドからペドロがクロスを送り、モラタが右足でゴールネットを揺らす。しかし、オフサイドと判定されて得点は認められなかった。

 最後までエバートンに苦しめられたチェルシー。後半37分には最後の交代カードでMFロス・バークリーを入れたが、最後まで1点が遠く、スコアレスドロー。3連勝は逃したが、開幕からの無敗を『12』(8勝4分)に伸ばした。

●プレミアリーグ2018-19特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP