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ダービー制してご満悦ペップ、終了直後の“公開説教”にも言及

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試合終了直後に“公開説教”を行ったジョゼップ・グアルディオラ監督

[11.11 プレミアリーグ第12節 マンチェスター・C 3-1 マンチェスター・U]

 プレミアリーグ第12節で行われた“マンチェスター・ダービー”はマンチェスター・シティが3-1で勝利した。MFダビド・シルバ、FWセルヒオ・アグエロ、MFイルカイ・ギュンドアンらが得点を挙げている。

 クラブ公式サイトによると、指揮官ジョゼップ・グアルディオラは試合後の会見で、「前半は、それほど良くなかった」と冷静に内容を分析している。「ボールを取られたくないけど、何かを自らする意思はない、というようなプレーだった。相手は、ダービーを得意としているから、少しプレッシャーはあった」と試合の入りに不満を示した。

 しかし、試合は終始シティのペースに。指揮官も「でもそれは、普通のことだ。安定していたし、先制点を決めた。とても良かった」と称賛。「プレスの仕方をいつもと変えていたし、セルヒオのゴールは、チームを助けてくれた」とエースに感謝を述べ、「失点したあとは、昨季のことを思いだしてしまうのは仕方のないことだけど、僕らは、そのあとの相手のチャンスで失点しなかった。良い守備をしていた」と守備面でも選手たちも評価している。

 ターニングポイントについて「2-1になってからのプレーに一番満足している。失点してから、よく対処できていた」と1点を返された場面を振り返る。

「ハーフタイムに、後半は前半より良いプレーができるはずだと話した。実際に良くなった。いつものリズムを掴むのに苦労した。難しかったが、とても深く守って、アグレッシブでいられた」

「ユナイテッドを相手に、スペースを見つけることは、簡単ではないし、前線の選手は素早い選手が揃っている。ギュンドアンが入ってからスターリングと二人は、ストライカーのようなプレーで、最後の30分は、通常よりパスが多かった。とても良い試合だった」

 指揮官はMFラヒーム・スターリングについても言及。「彼のしたプレーが好きだよ。ボールキープの仕方やコントロールの仕方は、最高だった。後ろまで戻って守備をしていた」と称えた。

 一方で、試合後にグアルディオラ監督はスターリングの元に駆け寄り、ピッチ上で“公開説教”をする姿も見られた。終了直前の時間稼ぎでスターリングが相手を挑発するような足技を披露したこととみられているが、指揮官は会見で「足を使ったトリッキーな動きは、回避することができたね」と指摘。「でも彼は若い」とフォローしながらも、その行動は見逃せなかったようだ。

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