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激化する堂安律の獲得競争。フローニンゲンSDも移籍覚悟「来年夏までは一緒にいたいが…」

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フローニンゲンMF堂安律

 フローニンゲンで絶好調のMF堂安律について、オランダ『NOS』が去就について予想。さらにクラブSDの言葉を伝えている。

 昨季エールディビジデビューを果たしたばかりの堂安だが、最初のシーズンで9ゴール4アシストと大活躍。今季もチームが不調にもがく中、直近2試合連続でゴールを挙げて勝利に導くなど、欠かせない存在となっている。

『NOS』は「今季のフローニンゲンは不振に苦しんでいる。だが、悲惨なだけではない。ライジングスター、堂安律が毎週輝いている。唯一の問題は、いつまで続くかだ」とし、「20歳の日本人は、的確なポジショニング、素早いドリブル、そして創造性を毎週みせている」と日本代表MFを称賛している。

 現在20歳の堂安には、多くのビッグクラブからの関心が伝えられている。クラブSDのロン・ヤンス氏は「チームに残ってほしい」としつつも、移籍を覚悟していると語っている。

「我々はドウアンには満足以上の感覚がある。彼は特別な選手であり、この先10年間はチームにとどめたい。だが、彼のキャリアは他の場所で進んでいくことになるのは確かだ」

「まだ具体的な話はないが、もちろん何かが続いている。彼は注視されているが、まだ話は聞いていないよ。少なくとも来年夏まではフローニンゲンで一緒にいられることを願っているが、フットボールでは何が起こるかは決してわからない」

『NOS』によると、オランダ国内の強豪アヤックスやPSVの他に、マンチェスター・シティ、ユベントス、ドルトムント、レバークーゼン、アトレティコ・マドリーなど、各国のビッグクラブが堂安に注目しているという。

 欧州で進化を続ける20歳の日本代表MFは、数年後にはチャンピオンズリーグで躍動しているのかもしれない。

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