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苦しむサンチェスは退団希望も…週給7300万円の高額給与がネックで移籍先見つからず?

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マンチェスター・ユナイテッドFWアレクシス・サンチェス

 マンチェスター・ユナイテッドからの移籍を望むと言われるFWアレクシス・サンチェスだが、『テレグラフ』は1月の移籍は難しいと予想している。

 今年の1月、MFヘンリク・ムヒタリアンとのトレードの形でアーセナルから加入したサンチェス。しかしガナーズ時代のような活躍を見せることができず、今季はプレミアリーグの出場は9試合、そのうち先発は5試合のみ。ゴールはわずか1点にとどまっている。

『テレグラフ』のジェームズ・ダッカー記者は、「(2013年の)アレックス・ファーガソン退任後、最もコストがかかったミスの1つになっている」と指摘。そして、十分なパフォーマンスを発揮できないチリ代表FWの獲得は失敗だとしている。

「ユナイテッドはサンチェスと週給50万ポンド(約7300万円)の契約を結んだと言われている。しかし、クラブは莫大な投資と引き換えに、何も恩恵を受けていない」

 2022年まで契約を結ぶチリ代表だが、早くも退団を望んでいると複数メディアで報じられている。しかし、ダッカー記者は現在のフォームと高額な給与が原因で、買い手がつかない状況に陥っていると指摘している。

「彼の悲惨なフォームと、来月には30歳となる高額な選手と契約するのは莫大なコストがかかる。唯一の方法は移籍先のチームと給与を負担し合うローンとなるが、少なくとも両者とも満足はしないだろう」

「サンチェス自身はパリSGへの移籍を希望していると言われているが、フランス王者は興味がないようだ。彼らは若い選手をターゲットにしている」

大きな期待を背負ってレッド・デビルズの一員となったサンチェス。しかし、今のところ移籍は成功したと言えない状況にあるようだ。

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