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“楽しむ”姿勢は不変だが…中島翔哉「より良いプレーを出さないと」

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満面の笑みでランニングする日本代表MF中島翔哉

 所属先のポルティモネンセで着実に結果を残し続け、すでに日本代表の主軸を担う存在となったMF中島翔哉だが、サッカーと向き合う姿勢に変わりはないようだ。合流2日目の13日、囲み取材に応じた背番号10は「まずはサッカーをスポーツとして楽しむことが大事」と自身のスタンスをあらためて示した。

 欧州組のスケジュール上、普段は帰国日に合流するのが通例だが、今回はリーグ戦が金曜日の9日に行われていたため、合宿前日の11日に帰国。合宿初日から余裕を持ってトレーニングに参加し、「日本にいる時間が長かったので、より良いコンディションにしないといけない。そしてこれまでより良いプレーを出さないと…と思う」と意気込む。

 だが、それ以外の要素は何も変わりはない。「まずは試合の中で楽しんでプレーすることが大事。そのためにトレーニングで試したり、それを意識しながらたくさん考えること。どっちも大事」。これまでのサッカー人生で培ってきた心構えをあらためて口にした。

 ここまでの森保ジャパン3試合ではMF南野拓実、MF堂安律と組む2列目のコンビネーションが鮮烈な印象を残し、早くも“NMD” という異名を得るまでになった。だが、「良い選手と一緒に良いプレーをするのは簡単」と過度は意識はなし。この合宿にも「誰が出ても良いプレーができる選手が多いし、みんな楽しんでプレーできている」と自然体で臨んでいる。

(取材・文 竹内達也)
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