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出場校チーム紹介:四日市中央工(三重)

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四日市中央工高は樋口監督ラストイヤーを最高の形で終える

第97回全国高校サッカー選手権

四日市中央工高(三重)

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四日市中央工高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 0-2 秋田商高(秋田)
■出場回数
3年ぶり33回目
■過去の最高成績
優勝(91年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校選手権準優勝3回(77、85、11年度)、同4強3回(83、87、13年度)、全国高校総体優勝2回(83、84年)、同4強1回(91年)
■監督
樋口士郎
■主将
DF
山本龍平(3年)
■今季成績
[総体](県初戦敗退)
県2回戦 1-1(PK4-5)伊賀白鳳高
[リーグ戦]
三重県1部リーグ優勝(14勝3分1敗)
[新人戦](県準優勝)
県決勝 1-2 海星高

■予選成績
2回戦 9-0 久居農林高
3回戦 11-0 松阪工高
準々決勝 4-0 伊賀白鳳高
準決勝 2-0 宇治山田商高
決勝 1-0 海星高
■都道府県予選決勝布陣図&決勝メモ
[4-5-1]
      中村健人
森島秀          和田彩起
    宮木優一 川尻裕吏
      矢田聖真
江口和磨         永崎楓人
    山本龍平 北川博人
      伊藤龍世
[決勝メモ]
 2年ぶりの全国を狙う海星高との決勝戦。今年の新人戦決勝で敗れている相手に攻め込まれるシーンも増えてしまっていた四日市中央工だが、GK伊藤龍世(3年)中心に凌ぐ。そして前半34分、U-17日本代表MF和田彩起(2年)の右クロスを初スタメンのMF森島秀(3年)が左足で合わせて先制点。OBで現広島のMF森島司を兄に持つMFのゴールで先制した四中工に対し、海星はMF清水俊樹(2年)の仕掛けなどからチャンスを作り返す。そしてFW魏彰寿(3年)が決定的なシュート。だが、四中工は松本内定CB山本龍平主将(3年)や伊藤の好守で無失点を続ける。また後半に投入されたFW田口裕也(2年)とFW森夢真(2年)の攻撃力で押し返した四中工が1-0で勝ち、3年ぶりの優勝を果たした。

MOM:GK伊藤龍世(3年)
「相手が攻勢だった時間帯で安定した守備。完封勝利で優勝貢献」

■予選取材記者(森田将義氏)チーム紹介
樋口監督とともに“最高の選手権”に
 三重県勢最多の選手権出場33回を誇る名門だが、過去2年は全国の舞台に立てず。地元開催のインターハイ出場を狙った今年も県予選初戦で涙を飲んだ。ただし、樋口士郎監督を含めスタッフ全員が「全国に出れば面白いサッカーができると思う」と声を揃えるように、チーム力は全国でも上位に入る。
 特にU-17日本代表に選ばれたMF和田彩起(2年)や、「香川真司のようになれる」と指揮官が評するMF宮木優一(1年)ら優秀なアタッカーが揃うのが今年の特徴だ。予選では豊富なタレントをより活かすため、相手が疲れた後半からFW森夢真(2年)とFW田口裕也(2年)を入れる策が勝利の方程式となった。
 課題だった守備も、スピードのあるDF山本龍平主将(3年)とCB北川博人(3年)を中心に安定感を増している。今年度限りで勇退する樋口監督の最後を飾るため、全国で頂点を狙いに行く。

編集部+α
 95年から四中工の指揮を執る樋口監督にとって“最後の選手権”。四中工選手時代は77年度大会準決勝で浦和南高(埼玉)の3連覇を阻止する決勝点を決めるなど準優勝。コーチ時代の91年度には優勝も経験し、監督としてもFW浅野拓磨らを擁した11年度大会で準優勝へ導いている。今回の選手権は自身の最後よりも、名門の使命として全国出場を目指し、一つめのノルマ達成。全国で1試合でも多く戦い、次期監督の伊室陽介コーチにより良い形でバトンを繋ぐ。
■予選取材記者(森田将義氏)注目選手
強力FW陣の中で随一の強さ
FW中村健人(3年)
「上手さや速さはないが、強さはチームでも屈指。身体を張ったポストプレーで味方の仕掛けを引き出しながら、鋭い嗅覚を活かしゴールを奪う。」

四中工の“影のキーマン”
MF矢田聖真(3年)
「左足から繰り出す正確なパスで、3列目からゲームを作る司令塔。タレントが揃うアタッカー陣が活躍できるかは彼のプレーにかかっていると言っても過言ではない」

松本内定DFはチームのために、CB専念
DF山本龍平(3年)
「昨年はFWとしてプレーしたように、攻撃色の強い左SBだが、今季はCBとしてプレー。攻撃願望をグッと抑えながら、高い身体能力を活かした守備でチームに安定をもたらす。松本内定」

■過去の全国大会成績
【15年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 明秀日立高(茨城)
【13年度(4強)】
1回戦 3-2 矢板中央高(栃木)
2回戦 2-0 帝京三高(山梨)
3回戦 1-0 桐光学園高(神奈川)
準々決勝 1-1(PK6-5)履正社高(大阪)
準決勝 2-2(PK3-5)富山一高(富山)
【12年度(2回戦敗退)】
2回戦 2-4 桐光学園高(神奈川)
【11年度(準優勝)】
1回戦 3-0 羽黒高(山形)
2回戦 6-1 徳島市立高(徳島)
3回戦 1-1(PK4-2)立命館宇治高(京都)
準々決勝 2-2(PK4-1)中京大中京高(愛知)
準決勝 6-1 尚志高(福島)
決勝 1-2(延長)市立船橋高(千葉)
【10年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 室蘭大谷高(北海道)
【09年度(1回戦敗退)】
1回戦 2-1 盛岡市立高(岩手)
2回戦 0-2 境高(鳥取)
【08年度(8強)】
2回戦 2-0 山形中央高(山形)
3回戦 0-0(PK4-2)筑陽学園高(福岡)
準々決勝 0-2 広島皆実高(広島)
【06年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 武南高(埼玉)
【05年度(2回戦敗退)】
1回戦 4-1 利府高(宮城)
2回戦 2-3 野洲高(滋賀)
【03年度(8強)】
1回戦 1-1(PK3-2)前橋育英高(群馬)
2回戦 1-0 大津高(熊本)
3回戦 3-2 武南高(埼玉)
準々決勝 0-1 国見高(長崎)
【01年度(8強)】
2回戦 3-2 水橋高(富山)
3回戦 2-1 東北高(宮城)
準々決勝 1-4 岐阜工高(岐阜)
【99年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 丸岡高(福井)
【98年度(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 山形中央高(山形)
2回戦 2-2(PK5-4)広島皆実高(広島)
3回戦 0-2 帝京高(東京A)
【96年度(3回戦敗退)】
1回戦 1-0 國學院久我山高(東京B)
2回戦 6-1 松蔭高(愛知)
3回戦 0-3 静岡学園高(静岡)
【94年度(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 東亜学園高(東京B)
2回戦 1-0 徳島市立高(徳島)
3回戦 2-2(PK8-9)奈良育英高(奈良)
【93年度(2回戦敗退)】
1回戦 2-1 松商学園高(長野)
2回戦 0-2 鹿児島実高(鹿児島)
【92年度(8強)】
2回戦 5-1 光星学院高(青森)
3回戦 1-0 れいめい高(鹿児島)
準々決勝 0-0(PK2-3)山城高(京都)
【91年度(優勝)】
1回戦 1-0 韮崎高(山梨)
2回戦 7-0 山形中央高(山形)
3回戦 1-1(PK5-4)中京高(愛知)
準々決勝 2-1 武南高(埼玉)
準決勝 0-0(PK5-4)国見高(長崎)
決勝 2-2 帝京高(東京A)
※両校優勝
【90年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-5 習志野高(千葉)
【89年度(3回戦敗退)】
2回戦 2-0 習志野高(千葉)
3回戦 1-1(PK4-5)南宇和高(愛媛)
【88年度(8強)】
2回戦 1-0 光星学院高(青森)
3回戦 2-1 帝京高(東京A)
準々決勝 1-3 前橋商高(群馬)
【87年度(4強)】
2回戦 1-0 秋田経法大附高(秋田)
3回戦 2-0 古河一高(茨城)
準々決勝 2-0 岐阜工高(岐阜)
準決勝 1-3 国見高(長崎)
【86年度(8強)】
2回戦 3-2 郡山北工高(福島)
3回戦 3-1 玉野光南高(岡山)
準々決勝 0-3 国見高(長崎)
【85年度(準優勝)】
2回戦 1-1(PK4-3)富山一高(富山)
3回戦 1-0 東海大甲府高(山梨)
準々決勝 2-0 鹿児島実高(鹿児島)
準決勝 1-0 秋田商高(秋田)
決勝 0-2 清水市商高(静岡)
【84年度(3回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK3-1)室蘭大谷高(北海道)
3回戦 0-2 武南高(埼玉)
【83年度(4強)】
2回戦 5-0 仙台向山高(宮城)
3回戦 2-0 暁星高(東京)
準々決勝 1-0 愛知高(愛知)
準決勝 1-3 清水東高(静岡)
【82年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 中京高(愛知)
【80年度(2回戦敗退)】
1回戦 4-1 金沢西高(石川)
2回戦 0-1 広島県工高(広島)
【78年度(8強)】
1回戦 8-1 相模工大附高(神奈川)
2回戦 1-0 遠野高(岩手)
準々決勝 0-1 八千代高(千葉)
【77年度(準優勝)】
1回戦 4-0 松本工高(長野)
2回戦 5-0 韮崎高(山梨)
準々決勝 3-0 島原商高(長崎)
準決勝 2-1 浦和南高(埼玉)
決勝 0-5 帝京高(東京)
【74年度(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK3-4)帝京高(東京)
【73年度(4強)】
1回戦 2-2(PK4-3)神戸高(兵庫)
2回戦 1-1(PK5-4)本郷高(東京)
準々決勝 3-1 秋田商高(秋田)
準決勝 0-2 藤枝東高(静岡)
【72年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 秋田商高(秋田)

■登録メンバーリスト
1 GK 伊藤龍世(3年)
2 DF 桝本潤太(3年)
3 DF 佐々木崇斗(3年)
4 DF 江口和磨(3年)
5 DF 山本龍平(3年)
6 MF 羽山北斗(1年)
7 FW 田口裕也(2年)
8 MF 森島秀(3年)
9 MF 浅野瑞稀(3年)
10 MF 森夢真(2年)
11 FW 和田彩起(2年)
12 GK 小川拳世(3年)
13 FW 青木柊真(3年)
14 MF 矢田聖真(3年)
15 MF 匂坂綾大(3年)
16 FW 宮木優一(1年)
17 DF 中村健人(3年)
18 DF 荒堀塔矢(3年)
19 FW 有馬玲穏(2年)
20 DF 北川博人(3年)
21 GK 有留奎斗(2年)
22 DF 永崎楓人(2年)
23 FW 高木良磨(1年)
24 MF 川尻裕吏(3年)
25 DF 清水大雅(3年)
26 MF 本合真也(2年)
27 DF 角田瞬(2年)
28 MF 加藤颯(2年)
29 DF 浦川巴瑠(2年)
30 MF 青木晴暉(1年)
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