ユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが、12日にフィレンツェのコベルチャーノで行われたセリエA最優秀監督賞“パンキーナ・ドーロ”授賞式に出席した際、FWクリスティアーノ・ロナウドについて自身の見解を示した。イタリア紙『トゥット・スポルト』が12日、伝えている。

　この日、2年連続で通算4度目となるセリエA最優秀監督賞を受賞したアッレグリは、C・ロナウドについて言及。2018年のFIFA年間最優秀選手賞およびUEFA年間最優秀選手賞の個人賞を逃したものの、3年連続6度目のバロンドール受賞を目指すポルトガル代表FWを称賛し、推薦した。

「彼は偉大なプロフェッショナルであり、チームにとって付加価値だ。ヨーロッパレベルでの自信を高めたし、彼は違いを出せる特別な選手だ。昨日(2-0で勝利した11日のミラン戦)も自らゴールを決めた後は、常にチームのサポートに回り、献身的に尽くしてくれた」

「C・ロナウドと他の選手との違いは、彼が非常に高いレベルのプロ意識を持っている点にある。目標に向かって集中し、決して失敗しない狙撃手のようだ。それに非常に競争意識も高い。だからこそバロンドールを5回、受賞できたのだろう。今年も彼が受賞することを願っている。彼は賞に相応しいはずだ」

　アッレグリはこれまでのキャリアにおいて、C・ロナウドの他にも数々のスター選手を指導する機会に恵まれた。

「自分のキャリアについて文句など言えないと思う。これまで非常に偉大な選手たちを指導することができた。(ズラタン)イブラヒモビッチやロナウジーニョ、(クラレンス)セードルフに(アレッサンドロ)ネスタや(アンドレア)ピルロなどまさに最高の選手たちがいた。監督として感激している。偉大なプロフェッショナルであるだけでなく、偉大なサッカー頭脳を持ち合わせた選手たちを指導できることは、指揮官にとって幸運なことだ」

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