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「10番も腕章も要求しなかった」ルーニー、イングランド代表引退試合へ

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公式会見に出席したFWウェイン・ルーニー

 イングランド代表としてラストゲームに臨むFWウェイン・ルーニー(DCユナイテッド)が13日、公式会見に出席し、「私の最後の試合になるだろう」と同代表に別れを告げる決意を示した。『ESPN』や『スカイスポーツ』など複数メディアが伝えている。

 ルーニーは15日にウェンブリー・スタジアムで行われるアメリカ戦に限定で招集された。これが代表引退試合となるが、「私は10番を着ることや、腕章を着けることを何も要求もしなかった」と主張した。

 会見ではガレス・サウスゲート監督とのやり取りも明かし、「ガレスには適切なタイミングに後半のどこかで私を使ってほしいと伝えた。ゴールできればいいいが、重要なのは長年支えてくれたファンに感謝を伝えることだ」と強調。これまでは代表の試合を楽しむ余裕がなかったとしたうえで、最後のパフォーマンスを楽しむ姿勢を口にした。

 2017年8月にイングランド代表から引退することを発表していたが、歴代119キャップを保持し、歴代最多得点となる53得点をマークした同国のレジェンドにラストゲームの機会が与えられた。ルーニーは「私が話したことのある選手たちは、これまで同じようなことをしていなかった。10~15年の間にハリー・ケインのような選手にもこういう場が与えられ、ゴール記録を更新することを願っている」と希望を語った。

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