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マラドーナが考える世界最高の監督はペップではなく…

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ディエゴ・マラドーナ氏が考える最高の監督は?

 元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏は、監督としてジョゼップ・グアルディオラよりもジョゼ・モウリーニョが優れていると考えているようだ。スペイン『マルカ』のインタビューで語っている。

 これまで数々のタイトルを獲得してきた両指揮官。それぞれ3年前にマンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任し、現在はプレミアリーグでしのぎを削っている。

 今季は、グアルディオラ監督率いるシティが昨季勝ち点100を積み上げて優勝した勢いそのままに、12節消化時点で10勝2分と無敗をキープし、首位に立っている。ユナイテッドは6勝2分4敗と出遅れて8位、シティとは早くも12ポイント離されている。先日のマンチェスター・ダービーでも、シティズンズ(シティの愛称)が3-1と圧倒した。

 近年の結果などから、現地ではグアルディオラの方が高い評価を受けている。しかし、アルゼンチンのレジェンドの考えは違うようだ。『マルカ』のインタビューで「モウリーニョが世界一の監督」と語っている。

「私にとってモウがベストだ。ペップの長所を挙げるとすれば、ヨハン・クライフの戦術を発展させたことだ。“ティキタカ”を生み出したのはグアルディオラではない。あれはクライフのものだ」

「ペップは欲しい選手を世界中から選ぶ事ができる。これなら“ティキタカ”は簡単さ」

 また、現在メキシコ2部のドラドス・シナロアを指揮しているマラドーナ氏は、モウリーニョ監督から指導者として教えを請いたいという願望を明かしている。

「私は指導者として、まだまだ多くのことを学ばなければならない。そのためにマンチェスターに行って、モウリーニョから色々なことを教えてもらうよ。なぜなら、彼は疑いなくナンバー1だからだ」

 伝説的な選手から絶賛されたモウリーニョ監督。今季はスタートダッシュに失敗し、上位陣から離されている状況だ。経験豊富な指揮官とチームは、ここから挽回して優勝争いに加わることはできるのだろうか。代表ウィーク明けの次節は25日、ホームで16位クリスタル・パレスと対戦する。

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