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出場校チーム紹介:尚志(福島)

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尚志高は攻撃力を武器に頂点を狙う

第97回全国高校サッカー選手権

尚志高(福島)

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▼全国大会日程
1回戦 1-1(PK5-3)神村学園高(鹿児島)
[得点]伊藤綾汰
2回戦 2-0 東福岡高(福岡)
[得点]坂下健将高橋海大
3回戦 2-1 前橋育英高(群馬)
[得点]沼田皇海染野唯月
準々決勝 1-0 帝京長岡高(新潟)
[得点]染野唯月
準決勝 3-3(PK2-4)青森山田高(青森)
[得点]
染野唯月3
■出場回数
5年連続10回目
■過去の最高成績
4強(11年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場11回、プレミアリーグEAST出場
■監督
仲村浩二
■主将
MF大川健(3年)
■今季成績
[総体](全国2回戦敗退)
県決勝 3-1 帝京安積高
1回戦 3-0 福井商高(福井)
2回戦 0-0(PK4-5)東山高(京都)
[リーグ戦]
プリンスリーグ東北優勝(15勝2分1敗)
[新人戦](県優勝、東北準優勝)
県決勝 3-2 聖光学院高
東北決勝 0-1 青森山田高
■予選成績
4回戦 11-0 湯本高
準々決勝 6-0 福島工高
準決勝 2-1 聖光学院高
決勝 1-0 学法石川高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-5-1]

      染野唯月
河村匠 伊藤綾汰  加瀬直輝
   坂下健将 富岡理久 
沼田皇海         石川竣祐
   馬目裕也  大川健
      森本涼太
[決勝メモ] 
 初優勝を狙う学法石川高との一戦は前半11分、学法石川が先に決定機を作るが、GK森本涼太(3年)が学法石川MF矢崎空(2年)との1対1を阻止。先制点を許さない。攻撃面ではブロックを敷いて集中した守りを見せる学法石川を攻めあぐねた尚志だが、MF加瀬直輝(3年)のドリブル突破やF前線でボールを収めるW染野唯月(2年)を起点とした攻撃、シュートなどで相手の守りにプレッシャーをかけていく。後半、尚志はテクニカルな崩しで局面を打開するなど猛攻。押し込まれた学法石川はGK菅野卓人(3年)の好守などで食い下がったが後半38分、尚志はMF吉田泰授(3年)の右クロスを途中出場のFW二瓶由嵩(3年)が頭で合わせて決勝点。尚志が1-0で勝ち、5連覇を達成した。

MOM:FW二瓶由嵩(3年)
「交代出場で劇的な決勝ヘッド」

■予選取材記者(平野貴也氏)チーム紹介
プリンスリーグ東北王者は攻撃力が武器

 攻撃力が持ち味だ。決定力を誇るFW伊藤綾汰(3年)へのルートは、豊富。中盤は、坂下健将(3年)がリズムに変化を加え、サイドから加瀬直輝(3年)らが突破を仕掛ける。前線は、U-17日本代表FW染野唯月(2年)が、最前線でポストプレーを展開。全体で敵陣に押し込み、左DF沼田皇海(3年)の高精度クロスからゴールを狙う形も持っている。また、前線に二瓶由嵩(3年)を配せば、積極的に相手の背後を奪う動きが加わる。坂下は「加瀬の速さ、吉田(泰授)の力強さといったサイドの個々の強さが、チームの武器。前の染野は空中戦も強い。そこに相手が気を取られれば、自分が行く」と自信を示す。主将の大川健(3年)を中心とした守備でボールを奪い、得意の攻撃につなげる。

編集部+α
 インターハイでは2回戦で東山高(京都)の守りをこじ開けることができず、PK戦の末に敗退。だが、プリンスリーグ東北では2位に勝ち点5差をつけて2回目の優勝を果たし、プレミアリーグプレーオフでは立正大淞南高(島根)、Jユースカップ優勝の横浜FMユース(神奈川)を連破して11年以来となるプレミアリーグ昇格を勝ち取った。U-17日本代表の染野やプリンスリーグ東北得点王の伊藤、沼田ら注目選手を擁する陣容、後方の選手が前方を追い越していく分厚い攻撃など、実力は全国でも上位にあると言えるだろう。11年度の選手権では震災直後の福島に元気をもたらす快進撃で4強入り。「全国制覇」を掲げる「福島の雄」が目標達成に挑む。


■県予選取材記者(平野貴也氏)注目選手
攻撃改善のキーマン
MF坂下健将(3年)
「高い技術を誇り、ドリブル、ラストパスで決定機を作り出す。狭いスペースでは、小柄な体格が武器となる」

元ボランチのU-17代表ストライカー
FW染野唯月(2年)
「柔らかいボールタッチが特徴のU-17日本代表FW。中学時代はボランチで、ポストプレーからの展開が得意」

炸裂するか、“スカイ砲”
DF沼田皇海(3年)
「『すかい』と読む名前は、登山好きの父から『皇海山』を由来に授かった。左足の高精度キックが武器で、直接FKも狙える」

■過去の全国大会成績
【17年度 第96回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 東福岡高(福岡)
【16年度 第95回(2回戦敗退)】
1回戦 4-2 ルーテル学院高(熊本)
2回戦 1-2 山梨学院高(山梨)
【15年度 第94回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 京都橘高(京都)
2回戦 0-0(PK0-3)駒澤大高(東京B)
【14年度 第93回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 広島皆実高(広島)
2回戦 3-0 聖和学園高(宮城)
3回戦 0-2 立正大淞南高(島根)
【11年度 第90回(4強)】
2回戦 2-1 守山北高(滋賀)
3回戦 3-3(PK4-2)桐光学園高(神奈川)
準々決勝 3-1 桐生一高(群馬)
準決勝 1-6 四日市中央工高(三重)
【10年度 第89回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 佐賀北高(佐賀)
2回戦 3-0 初芝橋本高(和歌山)
3回戦 0-1 関西大一高(大阪)
【09年度 第88回(3回戦敗退)】
1回戦 4-1 松山北高(愛媛)
2回戦 1-1(PK4-2)東北高(宮城)
3回戦 0-1 広島観音高(広島)
【07年度 第86回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 広島皆実高(広島)
【06年度 第85回(2回戦敗退)】
1回戦 0-0(PK4-2)鵬翔高(宮崎)
2回戦 1-1(PK4-5)八千代高(千葉)

■登録メンバーリスト
1 GK 森本涼太(3年)
2 DF 石川竣祐(3年)
3 DF 馬目裕也(3年)
4 DF フォファナ・マリック(3年)
5 DF 沼田皇海(3年)
6 MF 坂下健将(3年)
7 FW 二瓶由嵩(3年)
8 MF 菅井泰祥(3年)
9 FW 染野唯月(2年)
10 FW 伊藤綾汰(3年)
11 MF 加瀬直輝(3年)
12 MF 大峡龍冴(3年)
13 FW 山内大空(2年)
14 DF 高橋海大(3年)
15 MF 大川健(3年)
16 GK 鈴木康洋(2年)
17 MF 吉田泰授(3年)
18 MF 河村匠(3年)
19 DF 金本周作(2年)
20 DF 黒澤誓哉(3年)
21 MF 今井聖士(2年)
22 MF 郡司克翔(2年)
23 MF 小池陸斗(2年)
24 DF 中川路功多(2年)
25 GK 吉野松輝(2年)
26 DF 坂従颯蒔(2年)
27 MF 富岡理久(3年)
28 FW 高城悠里(3年)
29 DF 中西草馬(3年)
30 FW 箕輪圭悟(3年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018

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