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過去のイングランド代表を回想するルーニー「なぜタイトルを獲れなかったのか…」

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イングランド代表での最後の試合に臨むウェイン・ルーニー

 イングランド代表として最後の試合を迎えるFWウェイン・ルーニーが、会見で今後の代表と過去の代表について語った。

 イングランド代表として歴代2位の119キャップを誇り、歴代最多となる53ゴールを挙げているルーニー。ワールドカップ、EUROともに3度経験し、キャプテンも務めたレジェンドだが、2017年8月に代表引退を発表。現在はアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のDCユナイテッドでのプレーに集中している。

 そんなルーニーは、15日行われるアメリカとの国際親善試合に招集され、スリー・ライオンズ(イングランド代表の愛称)として最後の試合を迎える。記者会見では、イングランド代表の後輩たちについて以下のように語った。

「イングランドにはスーパースターがいる。ハリー・ケインはここ3、4年間でプレミアリーグトップクラスの点取り屋になった。ラヒーム・スターリングの近年の活躍はファンタスティックだね。イングランドにスーパースターがいないとは思わないよ」

 また、過去のイングランド代表について言及。多くの名選手を抱え、国民の大きな期待を背負っては、タイトルに手が届かなかった過去のスリー・ライオンズに言及した。

「イングランドにはデイビッド・ベッカムフランク・ランパードスティーブン・ジェラードポール・スコールズリオ・ファーディナンドジョン・テリーという名プレーヤーたちがいた……彼らはなぜタイトルを獲れなかったんだろうか? 僕にはわからないよ」

「成功するために挑戦してきた。スタメンの11人には素晴らしいメンバーが揃っていたけど、トーナメントに入ってからはバックアップメンバーが足りていなかったのかもしれないね。でも、僕らはいいチームだったよ。PK戦の運はなかったけどね」

 そして、「新しい世代は僕らを超えるチャンスがある」と新生スリー・ライオンズにエールを送った。

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