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久保裕也はなぜベンチ外に? 監督は軽傷を示唆も「代表ウィークでしっかりリフレッシュして」

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 ニュルンベルクのFW久保裕也は10日に行われたブンデスリーガ第11節のシュツットガルト戦(0-2)で初めてベンチ外になったことが、現地で話題となっている。ドイツ紙『ビルト』はミヒャエル・ケルナー監督やキャプテンのMFハノ・ベーレンスの同選手に関するコメントを紹介した。

 夏にレンタルでベルギーのヘントからブンデスリーガ昇格組のニュルンベルクに渡った久保だが、新天地ではすぐさまスタメン出場を果たし、好スタートを切っていた。しかし、DFBポカール2回戦ハンザ・ロストック戦(PK戦の末に6-4で勝利)での低調なパフォーマンスに終わると、第10節アウクスブルク戦(2-2)はベンチから見守ることになり、シュトゥットガルト戦ではメンバーにすら含まれなかった。

 しかし『ビルト』によると、クラブ側はベンチ外の理由について明確にせず。アンドレアス・ボルネマンSD(スポーツディレクター)は久保の欠場は不調によるとの考えを示唆する一方で、ケルナー監督はシュツットガルト戦後、アタッカーは軽傷を負っていたからと明かしたという。

 いずれにしても同監督は「クボにはこれからのインターナショナルブレイクをしっかりとリフレッシュするために利用してほしい。(シーズンの)次の段階でまた挑戦できるようにね」とのコメントを残し、その復調への期待感をうかがわせた。

 一方、主将のベーレンスは久保の実力には疑いがないようだ。「トップフォームのユウヤは信じられないほど優れた選手だけど、誰でもこのような時期を過ごすことがある。彼はまだドイツに来たばかりだしね。早く100%に戻ることを願っているよ」とチームメートが本調子ではないとの見方をほのめかした。

 ニュルンベルクはインターナショナルウィーク明けの24日に行われる第12節でアウェーでシャルケと対戦。久保はその試合に向けたメンバーに入れるのだろうか。

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