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初陣から4連勝目指す森保監督「ウルグアイ戦のメンバーをベースに」

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公式会見に臨む森保一監督

 日本代表は15日、試合会場の大分スポーツ公園総合競技場で公式練習を行い、16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦に向けて最終調整した。練習前には森保一監督が公式会見に出席。初陣から無傷の4連勝が懸かる一戦に向け、「ウルグアイ戦のメンバーをベースに戦っていきたい」と、現時点での考えを明かした。

 初陣から3連勝を飾った10月16日のウルグアイ戦(○4-3)はMF南野拓実の2ゴールやMF堂安律の代表初ゴールなどでロシアW杯8強の強敵を撃破。森保監督はベネズエラ戦、20日のキルギス戦(豊田ス)の2試合で「少しでも多くの選手にピッチに立ってもらう、プレーしてもらうという考えを持ってやりたい」としながらも、「明日のベネズエラ戦に関しては、今のところウルグアイ戦のメンバーをベースに戦っていきたいなと思う。今日の練習を見て、練習後に変わっているかもしれないが、今のところはそう思っている」と明言した。

 合宿2日目の13日に行った7対7のミニゲームではFW大迫勇也、MF中島翔哉、MF柴崎岳、MF遠藤航、DF吉田麻也というウルグアイ戦の先発メンバーが同じチームを形成。そこにDF佐々木翔とDF冨安健洋も入っていた。この7人に同日は別調整だった南野、堂安、DF酒井宏樹が加わると見られ、ウルグアイ戦のスタメンからは肺気胸で離脱中のDF長友佑都のほか、DF三浦弦太がベンチに回り、佐々木、冨安に先発のチャンスがありそうだ。GKもGK東口順昭に代わってGK権田修一がゴールを守る可能性もある。

 広島監督時代の代名詞だった3バックをテストする可能性についても「スタートの時点ではこれまでやってきたこと(4バック)をやっていこうかなと思っている」と否定。「試合中に選手たちはビルドアップのときなど、自然と3バックをやってくれている。選手たちが状況を見て、そういう形になればやっていくということ」と、システムに固執するつもりはない。

(取材・文 西山紘平)

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