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イングランドが米国に快勝!途中出場ルーニーは代表引退試合で得点ならず

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ウェイン・ルーニーは途中出場

[11.15 国際親善試合 イングランド3-0アメリカ]

 イングランド代表は15日、ウェンブリー・スタジアムでアメリカ代表と国際親善試合を行い、3-0で勝利した。

 イングランド歴代2位の119キャップ、最多53得点を誇るFWウェイン・ルーニーが限定復帰を果たし、代表引退試合として位置づけられたこの一戦。さらにルーニーが設立した財団が恵まれない子どもたちを支援するためのチャリティー活動も行われる。スタメンには、初招集のFWカラム・ウィルソンやMFデレ・アリのほか、MFジェイドン・サンチョ(18)が初先発。10番を付けたルーニーはベンチスタートとなった。

 試合はイングランドペースで進み、アメリカ期待の若手FWクリスティアン・プリシッチ(20)に決定機を作られながらもGKジョーダン・ピックフォードがファインセーブを見せると、前半25分にスコアが動く。デレ・アリのパスをPA左で受けたMFジェシー・リンガードが鮮やかな右足シュートをゴール右隅に突き刺し、イングランドが先手を取った。

 さらにイングランドは前半27分、サンチョがPA右に出したパスをオーバーラップしたDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが右足ダイレクトシュート。これが左サイドネットに突き刺さり、20歳DFの代表初ゴールで2-0とした。

 後半開始からGKピックフォードに代えてGKアレックス・マッカーシーを入れたイングランドは13分に3枚替え。デレ・アリとリンガード、DFベン・チルウェルを下げ、MFエリック・ダイアーとMFジョーダン・ヘンダーソン、そしてルーニーを投入。MFファビアン・デルフからキャプテンマークを託された。

 イングランドは後半25分、ペナルティーアーク内でサンチョのパスを受けたルーニーが左足に持ち替えてシュートを放つがGK正面。32分には、左サイドからデルフがクロスを供給し、中央にルーニーが走り込んだが、ニアのウィルソンが左足で合わせて3-0とした。

 デビュー戦となった26歳ウィルソンの初ゴールが生まれ、あとはルーニーのゴールが期待される中、後半アディショナルタイム1分にはPA内でパスを受けたが、右足シュートはGKブラッド・グザンに止められて、通算54得点目とはならず。試合はそのまま3-0でタイムアップを迎え、イングランドが快勝した。

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