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ルーニーが代表引退試合で無得点も「入らなくて良かった」と語る理由

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イングランド代表引退試合を終えたウェイン・ルーニー

 FWウェイン・ルーニーイングランド代表最後の試合で自身の無得点を喜んでいるという。英『ミラー』が伝えた。

 15日、イングランドは国際親善試合でアメリカをウェンブリー・スタジアムに迎え、3-0で快勝した。この試合に“限定復帰”した背番号10のルーニーは、後半13分からピッチに立つと、25分に左足でシュートを放つなど積極的にゴールに迫ったが、無得点に終わった。

 歴代最多の53得点を誇るルーニーが、最後にイングランド代表でプレーしたのは、2016年11月のこと。ガレス・サウスゲート監督は、「選手たちがこれまでやってきたことをリスペクトするのは重要なことだと思う」と擁護したが、約2年ぶりの代表復帰には、賛否両論が巻き起こっていた。

 120キャップで代表引退となったルーニーは「残念ながらゴールはできなかったけど、この記憶はずっと残り続けるだろう」と感慨にふけると、「ある意味(得点が)入らなくて良かったとも思っている。もし僕がゴールを決めてしまったら、それが重要なのか、そうでないのかでまた新しい議論が始まってしまう。入らなくて良かったよ」と語った。

 また、ルーニーは「FA(イングランドサッカー協会)やガレス、選手たちには感謝したい。こんな機会を与えてくれたからね。僕にとって最後の代表試合だったけど、選手たちはとても見事なプレーをしていた。あとは座って彼らの活躍を観るだけだ」と語り、後輩たちに託した。

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