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ジェラード「古巣を指揮したいか?地球上の全員が答えを知っている」

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スティーブン・ジェラード監督が心境を語る

 現在スコティッシュ・プレミアリーグのレンジャーズで指揮を執るスティーブン・ジェラード監督は、現段階で指揮官としてアンフィールドに戻りたいとは思わないと話した。

 幼少期からリバプールでプレーし、アメリカでの2シーズンを除いて同クラブでキャリアを全うしたジェラード監督。2016年に現役からの引退を発表して、古巣でコーチングキャリアをスタートさせた同指揮官は、現在スコットランドの名門レンジャーズを率いる。

 そんな中、イギリス『ガーディアン』のインタビューを受けたジェラード監督は、リバプールの指揮官としてアンフィールドに帰還することが最終的な目標とするも、ユルゲン・クロップ監督の下で躍動するチームの指揮権を託されることに焦りはないと話した。

「今すぐにリバプールの監督になりたいかって? それはないね。私はレンジャーズの監督でいたいし、レンジャーズで成功をつかみたい。いつの日かリバプールで指揮を執りたいかって? それは馬鹿げた質問だ。地球上にいるみんながその答えを知っている。でも、ユルゲン・クロップのことが好きで、彼がリバプールにプレミアリーグのタイトルをもたらしてくれると信じている」

「(土壇場で優勝を逃した)2014年はファンにとって大きな痛みとなったから、彼らがどれだけタイトルを望んでいるかを私は知っている。私はリバプールのファンで、これらもそうであり続ける」

 また、ジェラード監督はリバプールのアカデミーでコーチをしていた際にクロップ監督から多くを学んだと語った。「私はスポンジのように、見て学んだ。今でもテレビで彼を見て、どのように状況に対処しているかを勉強している。カリスマ性とエネルギーを持ち合わせたユルゲンのようにはなれない。でも、彼から学んだことは大きな助けになるだろう」

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