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アシストも逸機に悔しさ…中島翔哉「決めたかった思いはもちろんある」

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チャンスに決め切れなかったMF中島翔哉

[11.16 キリンチャレンジカップ 日本1-1ベネズエラ 大分]

 悔しさを隠すように淡々と振り返った。前半34分、日本代表MF中島翔哉(ポルティモネンセ)はFW大迫勇也のスルーパスに反応。前に飛び出してきた相手GKとPA手前で1対1の状況となったが、右足のシュートはGKの左足に阻まれ、決定機を生かせなかった。

「コースが空いたと思ったので、ああいうシュートを選んだけど、止められたので。他にも選択肢があったのかなと思う」。相手GKのビッグセーブに阻まれ、森保ジャパンでの初ゴールはならず。「長くサッカーをやっていればこういう試合もある。どの試合でもチャンスのときはしっかり決めたいと思っているし、決めたかった思いはもちろんある。練習からしっかりうまくなって、次またチャンスがあれば決めたい」と、自分に言い聞かせるように話した。

 得点のチャンスは逃したが、その5分後、右サイドからのFKでDF酒井宏樹の先制点をアシストした。「昨日もセットプレーの練習をやって、ああいうボールを狙ってほしいと言われていた。チームとしては良かったかなと思う」。初陣からの4連勝を逃し、森保ジャパンとしては初の引き分け。それでも日本の10番は「どの試合にも勝つ可能性はあるし、負ける可能性も引き分ける可能性もある。結果こうなったけど、また次の試合がある。次に向けてまた頑張っていければ」と結果を引きずることなく、視線を前に向けた。

(取材・文 西山紘平)

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