beacon

9年ぶり快挙なるか…AFC年間最優秀選手に鹿島2選手がノミネート!! ユース部門にはU-16西川潤も

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW鈴木優磨、MF三竿健斗、FW西川潤(写真左から)

 アジアサッカー連盟(AFC)は19日、2018年の年間表彰ノミネート者を発表した。最優秀選手の候補にはAFCチャンピオンズリーグを制した鹿島アントラーズのMF三竿健斗とFW鈴木優磨が選出。ユース部門の候補にはAFC U-16選手権制覇に貢献したU-16日本代表FW西川潤(桐光学園高)が入った。

 AFC年間表彰は今月28日にオマーンで開催。それに先立って、男子、女子、フットサル、ユース女子、ユース男子、女子指導者、男子指導者の各部門でノミネートが発表された。AFC主催の大会で顕著な成績を残した選手が対象で、アジア外国籍の選手は対象外となっている。

 男子の部で候補に選ばれたのは三竿、鈴木とDFアブドゥルカリム・ハサン(アル・サッド)。日本人選手2人が最優秀選手に輝けば、2009年のMF遠藤保仁(G大阪)以来9年ぶりの快挙となる。過去には2002年にMF小野伸二(フェイエノールト・現札幌)、1997年と98年にMF中田英寿(平塚、ペルージャ)らが選ばれた。

 男子指導者の部は鹿島の大岩剛監督が候補となっており、昨季の同賞を受賞した浦和の堀孝史監督に続いて2年連続のノミネート。ユースの部にはエースストライカーとしてAFC U-16選手権を制し、決勝戦のゴールで大会MVPに輝いた西川が入った。フットサルの部では逸見勝利ラファエル(ベンフィカ)が候補に挙がっている。

 女子の部はアジア大会を制したなでしこジャパン(日本女子代表)のMF熊谷紗希(リヨン)がノミネート。ユース女子の部はU-20女子ワールドカップを制したU-20女子日本代表の3人が占め、MF長野風花(仁川現代)、DF南萌花(浦和レディース)、MF宝田さおり(C大阪堺レディース)が選ばれた。

 また女子指導者の部では、アジア大会制覇に導いたなでしこジャパンの高倉麻子監督に加えて、コーチとしてU-20女子日本代表を支えた岡本三代コーチが候補となっている。発表は28日の年間表彰式で行われる。

ノミネート者は以下のとおり(AFC発表順)

▽男子
MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)
FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
DFアブドゥルカリム・ハサン(アル・サッド、カタール)

▽女子
FWサマンサ・カー(オーストラリア女子代表)
MFワン・シュア(中国女子代表)
MF熊谷紗希(日本女子代表、リヨン)

▽フットサル
逸見勝利ラファエル(日本代表)
アリ・アスガル・ハサンダデフ(イラン代表)
マフディ・ハビド(イラン代表)

▽女子ユース
MF長野風花(U-20日本女子代表、仁川現代)
DF南萌花(U-20日本女子代表、浦和レディース)
MF宝田沙織(U-20日本女子代表、C大阪堺レディース)

▽ユース男子
FW西川潤(U-16日本代表、桐光学園高)
FWチョン・セジン(U-19韓国代表)
MFトゥルキ・アル・アマル(U-19サウジアラビア代表)

▽女子指導者
高倉麻子監督(日本女子代表)
岡本三代コーチ(U-20日本女子代表)
ヌエングルタイ・スラトンビアン(タイ代表)

▽男子指導者
バシム・ハムダン監督(イラク代表)
大岩剛監督(鹿島アントラーズ)
ラフシャン・ハイダロフ監督(ウズベキスタン代表)

●ACL2018特設ページ
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

TOP