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選手宣誓は「神ってる」男、瀬戸内MF佐々木達也主将に

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選手宣誓することが決まった瀬戸内高MF佐々木達也主将(写真協力=高校サッカー年鑑)

 第97回全国高校サッカー選手権の選手宣誓は、「神ってる」男が務めることになった。全48校の組み合わせ決定後、今大会の応援マネージャーを務める清原果耶さんが「選手宣誓決め」の抽選を実施。抽選箱から「26」の番号札を引き上げ、組み合わせ番号「26」の瀬戸内高(広島)MF佐々木達也主将(3年)が開会式で選手宣誓を担当することになった。
 
 元日本代表FW城彰二氏のエールに加えて清原さんから「緊張すると思いますが、楽しみにしています」と激励された佐々木は苦笑い。「来そうだなと。(自分にならないことを)願っていたんですけれども。下向いていました」と本音を口にしていたが、これは初出場校「瀬戸内」が全国でその名を広めるチャンスだ。

 宣誓文には「感謝ですね。応援してくれる人が多いので」と「感謝」の言葉を入れる考え。そして、インターハイ予選優勝校として選手権広島県予選でも選手宣誓をしているMFは、2度目の選手宣誓を堂々とやり遂げる意気込みだ。

 今回、選手宣誓を引き寄せた佐々木は「持っている」MFでもある。2年前の国体少年男子の部に広島県選抜の一員として出場し、日本一(選抜大会移行後、広島県は初優勝)。佐々木は交代出場した準々決勝で0-2から追撃ゴールを決めると、試合終了間際に劇的な同点ゴールを決めて逆転勝ちへ導いた。試合後には「神ってます!」とコメント。同年に25年ぶりのリーグ優勝したプロ野球・広島東洋カープを象徴する言葉を彼は国体優勝を成し遂げた直後にも発して喜びを表現していた。

 昨年まで選手権広島県予選決勝で6度敗退してきた瀬戸内を悲願の選手権初出場に導いた彼の「神ってる」ぶりは健在だ。そして、この日決まった大役に本人も「神ってますね」と微笑。これから、初戦で対戦する都市大塩尻高(長野)戦へ向けた準備と選手宣誓の練習の両方を行っていく。

 2学年上の先輩MF安部裕葵はACL優勝を果たした鹿島でブレイク中。「いい刺激をもらっている。安部くんには負けていられないので、全員でいい報告をできたらいい。(自分は)点を決めたい」という初出場校のキャプテンが、大役を務め上げて気持ちよく初戦を迎える。

(取材・文 吉田太郎)
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