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「とにかくすごい」酒井宏樹に挑む室屋成、3試合ぶりに先発か

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試合会場で調整するDF室屋成

 ライバルは強大だが、自分らしく挑戦する。日本代表の森保一監督は20日のキルギス戦(豊田ス)に向け、「大幅にメンバーを代えて臨みたいと思う」と明言。右サイドバックではDF室屋成(FC東京)に3試合ぶりの先発チャンスがめぐってきそうだ。

 森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)から2試合連続で先発した室屋だが、10月16日のウルグアイ戦(○4-3)、今月16日のベネズエラ戦(△1-1)はいずれも出番なし。右サイドバックでフル出場したのはロシアW杯組のDF酒井宏樹(マルセイユ)だった。

「対人も強いし、スピードもあって、ビッグクラブでプレーしている。とにかくすごい。迫力のあるサイドバックだと思う」。ベネズエラ戦では国際Aマッチ49試合目の出場で初ゴールも決めた酒井へのリスペクトを口にしながらも、「(自分とは)少しタイプが違うし、対人の仕方も違う」と力を込める。

 来年1月のアジアカップに向けたアピールの場ともなるが、「先のことは考えないタイプ。目の前の試合でどういうプレーができるかがすべて。最後は監督が選ぶ。自分は先のことはあまり考えない」と強調。年内最後の代表戦に向け、集中力を高めた。

(取材・文 西山紘平)

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