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被シュートは枠外1本のみ…GK権田修一は『リスク管理』に集中していた

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無失点に切り抜けたGK権田修一(鳥栖)

[11.20 キリンチャレンジ杯 日本4-0キルギス 豊田ス]

 被シュート1本も大きく枠外。ほとんどピンチを迎えることがなかったキリンチャレンジカップ・キルギス戦の日本代表だが、ゴールを守っていたGK権田修一(鳥栖)はリスクマネジメントに心血を注いでいたようだ。

 ボール支配率は相手の2倍にあたる66.2%。被シュートは相手のキックがミートせずに流れた1本のみで、守備面の見せ場はほぼなかった。「こういった試合ではシュートを止めることより、流れを止めないことのほうが大事」。最後尾に立った守護神はそう振り返る。

 注意していたのはリスク管理。それは何も格下相手に限った話ではないという。「僕らがやろうとしているように、相手に合わせるんじゃなく、自分たちで主導権を握るサッカーをするなら、リスク管理はどの試合でもできるようにならないといけない」。

 その象徴的な場面として挙がったのは、試合途中に修正したというDF山中亮輔の位置取り。「相手がなかなか高い位置を取ってこなかった」ことから、山中の「マリノスで少し特殊なチームで、中に入ってくるようなポジションを取る」という特長にフォーカス。それを生かそうと試みたようだ。

「サイドバックのリスク管理は後ろに下がる感覚だけど、あれだけ相手が下がって前に1枚しか残っていないとなると、中に絞ったほうがいいんじゃないかとゲームの入りを見て思った」。その指示は反対サイドのDF室屋成にも伝達。挟み込むようなプレッシングが厚みを増すことで、相手のカウンターの芽を未然に摘んでいた。

(取材・文 竹内達也)

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