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“隣国”より強い? キルギス指揮官「日本はW杯の常連。一番分かりやすい基準だ」

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キルギス代表のアレクサンドル・クレスティニン監督

[11.20 キリンチャレンジ杯 日本4-0キルギス 豊田ス]

 日本代表と同じくアジアカップの前哨戦として臨んだキルギス代表だったが、シュート1本に押さえ込まれて0-4の大敗。アレクサンドル・クレスティニン監督は「われわれにとっては残念な結果だったが、この結果を分析してチームの強化に臨みたい」と語った。

 キックオフ直後、DF山中亮輔のA代表初ゴールで先制点を献上すると、同19分にはMF原口元気のFKをGKパベル・マティアシュがこぼして2失点目。後半立ち上がりはやや持ち直したが、交代選手のクオリティーで明暗が分かれ、さらに2つの失点が続いた。

「日本のチームはいつものように戦った。われわれのチームはそれをさせないようにすることができなかった。実力的には日本のサッカーの方が上だが、気持ちの面でもわれわれのチームがさらに負けていた」。そう敗因を指摘した指揮官は「日本はスピードが素晴らしかった」と相手をたたえた。

 日本がアジア杯で対戦するウズベキスタンとは隣国にあたり、「どちらが強いか」という質問も出た。これには「まず第一にウズベキスタンはW杯に出ていないし、日本がW杯の常連になっている。一番分かりやすい基準だ」と客観的な指標で返答。そんなチームを相手に「日本チームに関して得ていた情報は正しかったが、情報通りのプレーをすることを邪魔することができなかった」と肩を落とした。

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