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クロース、終盤に追いつかれる展開に「今年を素晴らしく表した10分間」 …一方で手応えも

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手応えを語るMFトニ・クロース

 ドイツ代表は19日、UEFAネーションズリーグ最終戦でオランダ代表と対戦し、2-2で引き分けている。MFトニ・クロースやFWマルコ・ロイスは試合後、この一戦の終盤について「今年を象徴する」と口を揃えた。

 前線にティモ・ベルナー、セルジュ・ニャブリ、レロイ・サネら若手を置いたドイツだが、前半9分にティモ・ベルナーが先制弾を決めると、同20分にはサネが追加点を奪い、試合をコントロール。しかし後半40分にクインシー・プロメス、同45分にはフィルヒル・ファン・ダイクに決められ、逃げ切れなかった。

 すでにネーションズリーグでのリーグB降格が決まっていたドイツはこの結果、年内最後の公式戦でも白星を手に入れず。しかし、チームの2ゴールに絡んだクロースはそれでも手応えを感じているようだ。「最後の10分間は今年を素晴らしく表したのじゃないかな」と苦笑しつつ、次のように続けた。

「もちろんプロセス上、ポジティブな気分を得ることが大事。敢えてフランス戦(1-2)も含めるけど、ここ3試合でのプレーからはそういうフィーリングを得られた。今年長い間見せていたプレーよりはるかに良かったのでね」

 またこの試合の後半18分から途中出場したロイスはこのように話している。

「最終戦は絶対に勝ち切ることを目指しながらも終了間際に2-2と追いつかれてしまった。今年を象徴するような瞬間だったと言えるだろう。でも僕はポジティブ思考だ。この2~3試合は良かったし、次につなげていくべきだと思う。2019年のドイツは計算に入れなければいけない存在となることを望む」

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