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井手口陽介は順調に回復、冬のキャンプで戦列復帰か…フュルトTDが状況を報告

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MF井手口陽介が冬のキャンプで戦列復帰か

 今年9月30日の試合で後十字靭帯を断裂したMF井手口陽介は、1月にブンデスリーガ2部グロイター・フュルトが行う冬キャンプでの復帰を目指すことになりそうだ。クラブのマルティン・マイヒェルベックTD(テクニカルディレクター)が同選手の状態について報告した。

 夏にリーズからレンタルで加わった井手口は新天地での公式戦4試合目となった第8節ディナモ・ドレスデン戦の前半に相手選手と競り合うと倒れ込み、プレー続行不可能に。検査で右ひざの後十字じん帯を断裂したことが判明し、長期離脱を余儀なくされた。

 そんな井手口だが、フュルトの医師や日本代表の医師と話し合い、保存療法による治療を選択。以降、帰国して東京のJISS(国立スポーツ科学センター)でリハビリに専念していたが、回復は順調のようだ。マイヒェルベックTDはクラブの公式ウェブサイトを通して次のように述べている。

「現時点、彼は完全にプラン通り(回復している)。日本の医師たちから、ひざにおいてネガティブな反応がほぼないと聞いている。でも当然ながら、負担が大きいリハビリ生活なだけに難しい時期を迎える可能性もある程度考慮しなければならない」

「だが本日、井手口が来週にフュルトに戻ってくるといった朗報が届いた。今後様々な検査を行いつつ負担を調整していきながら、チームトレーニングに復帰する時期を判断する考えだ。重傷なだけに後半戦に向けた準備期間(での復帰)を目指すが、より早ければなお良い」

 フュルトはリーズから来夏までの期限付きで井手口を獲得した際、買い取りオプションも確保。回復がこのまま順調に進み、後半戦には出場機会も得られれば、クラブも完全移籍での獲得を考えるかもしれない。

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