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盛岡の24歳FW高柳が現役引退…“10番”MF谷村、MF田中、FW今関ら3名は契約満了

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24歳FW高柳昂平が現役引退

 グルージャ盛岡は23日、FW高柳昂平(24)の現役引退を発表。また、MF谷村憲一(23)、DF田中憧(23)、FW今関耕平(24)の3名との契約満了を発表した。

 高柳は筑波大でキャプテンを務め、2017シーズンからいわきFCでプレー。その年の天皇杯ではハットトリックを記録し、福島県1部では6試合に出場して20得点を挙げていた。今季から盛岡に移籍していたものの、J3リーグで3試合、天皇杯では1試合出場と機会に恵まれず。24歳で現役引退を決断した。

 盛岡の下部組織出身の谷村は盛岡商を経て山形に加入。その後、鳥取や再び山形に移籍した後、15年にレンタルで盛岡に。翌年には完全移籍で“10番”を背負っていた。

 田中は桐蔭横浜大を経て、17シーズンから盛岡に加入。今季はJ3リーグに18試合出場していた。今関も田中と同じく17シーズンに桐横大から盛岡に加入し、今季はJ3で8試合出場した。

以下、4人のコメント
●高柳
「5歳からボールを蹴りはじめて19年間、怪我をはじめ、泣くほど悔しい経験をしました。逆に泣くほど嬉しい事もありました。たくさんの繋がりができました。これも全てサッカーを通して手に入れた財産です。今後はこれらの財産を活かして、サッカーに恩返しできたらと思っています。最後に、今まで応援していただいたサポーターの皆様、一緒に戦ったクラブ、チームメイト、そして今まで支えてくれた家族に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました」

●谷村
「高校を卒業してプロになってから、なかなか試合に絡めない中で地元の、ジュニアユースの時にもお世話になった思い入れのあるクラブに拾って頂いて、そして「10番」を託してもらったこと、とても嬉しかったです。皆さんからの期待も充分に感じていましたし、自分自身も「やってやろう」という気持ちでプレーしていましたが、正直納得できる結果を出せたとは思っていません。松田賢太、林勇介という偉大な先輩方のような貢献が出来なかったことが、悔しいです。今後のことは何も決まっていませんが、どんな形でも「恩返し」が出来ればと思いますし、こんな僕ですが、これからも応援して頂ければ嬉しいです。いつかまた必要とされるような存在になれるように頑張っていきたいと思います。ジュニアユース時代から7年間、本当にお世話になりました」

●田中
「1年目に大きな怪我をして試合に出れない状況でも、ファン・サポーターのみなさんチームメイト、クラブ関係者の大きな支えがあり乗り越えられ、今の自分があると感じております。このような形でチームを離れることは悔しいですし、残念な気持ちではありますが、また違う地でプレーしている姿を見せられるようこの盛岡で培ったものを活かしていきたいと思います。まだシーズンは終わっていません。今シーズンの目標である勝ち点40に向けて落とせない試合が残っています!必ず勝ち点3を取って帰ってこれるよう残りの日々を戦っていきたいと思います」

●今関
「怪我ばかりでプレーできた期間は1年程でしたが、どんな時も応援していただき感謝しています。この2年間の経験を糧に、自分らしく頑張ります。2年間本当にありがとうございました」

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