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宮市亮の去就に独メディアが注目…今季で契約満了も「ザンクト・パウリは彼が進む道をともに歩む」

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度重なる重傷を経験したFW宮市亮

 FW宮市亮は来夏以降もブンデスリーガ2部ザンクト・パウリに残るのだろうか。地元『ハンブルガー・アーベントブラット』『ハンブルガー・モルゲンポスト』は今季終了後に同クラブとの契約が満了となる選手たちの去就を予想する際、宮市についても触れている。

 2015年にアーセナルからザンクト・パウリに渡った宮市は、ドイツでは左ひざ・右ひざの前十字じん帯を断裂するなど度重なる重傷に悩まされてきた。それでもクラブは昨夏までとなっていた契約を延長し、そのポテンシャルへの期待を強調。だが、その契約も今季いっぱいで満了となる。地元メディアでは契約状況が同様のザンクト・パウリの14人の1人として、宮市についての見解も述べている。

『ハンブルガー・アーベントブラット』は同選手について「2度の十字じん帯断裂を負った日本人選手は今は健康で、そのクオリティーをも部分的に証明できた」とコメント。「ウィングでプレーするスピードスターが破格なサラリーを求めない限り、ザンクト・パウリは彼がかつての強みを取り戻すために進む道をともに歩むだろう」とさらなる契約延長が濃厚だと見ているようだ。

 また『ハンブルガー・モルゲンポスト』は、宮市の残留はほかの数選手に比べて「はるかに現実的」と綴ると、「リョウ・ミヤイチ(25)のクラブとの関係はここに来て美しいものになりつつある」とも表現。さらに「費用においても無理な話ではない」と契約延長に向けた交渉はスムーズに進むと予想している。

 今季の第6節インゴルシュタット戦で公式戦復帰を果たし、いきなり決勝点となった復帰弾を決めた宮市はその後リーグ戦4試合に出場。以前の契約延長時には「必ず結果で恩返ししたい」と話していたアタッカーだが、その動向に注目したいところだ。

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