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梅崎が古巣・浦和に恩返し弾!! 残留争う湘南、粘り強く勝ち点3獲得

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湘南ベルマーレ浦和レッズを下した

[11.24 J1第33節 湘南2-1浦和 BMWス]

 J1は24日に第33節を開催し、Shonan BMWスタジアム平塚では湘南ベルマーレ浦和レッズが対戦。前半20分にMF梅崎司のゴールで先制した湘南が、後半11分にMF菊地俊介の得点で突き放すと、浦和の反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収めた。12月1日の最終節で湘南は残留を争う名古屋と直接対決。浦和はホームにFC東京を迎える。

 勝ち点37の14位で残留争いに巻き込まれている湘南は10日の第32節G大阪戦(●0-1)から先発2人を入れ替え、MF齋藤未月、MF石原広教らを先発起用。一方、勝ち点48の6位の浦和は第32節札幌戦(○2-1)から先発3人を入れ替え、MF武富孝介、DF森脇良太、J1デビューとなるDF茂木力也らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半3分に最終ラインから中央に駆け上がった森脇がPA外から枠を捉えるシュートを放つなど、浦和がボール保持率を徐々に高めていくが、湘南が体を張った守備で好機を創出させず。すると同20分、時折鋭いカウンターからゴールに迫っていた湘南が先制点を奪取する。後方から送られたボールをFW山崎凌吾がすらすと、パスを受けた梅崎がハーフウェーライン付近から独走。ドリブルで運んでPA内に侵入すると、右足シュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った浦和は前半36分、右サイドから切れ込んだMF武藤雄樹がPA外から左足で狙うも、シュートはGK秋元陽太の守備範囲に飛んでしまう。さらに同45分には武藤とのパス交換でPA内に走り込んだMF長澤和輝がフィニッシュまで持ち込むが、DF坂圭祐のブロックに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 1-0と湘南がリードしたまま後半を迎えると、湘南は齋藤に代えてMF金子大毅をピッチへと送り込む。すると同11分、浦和のリスタートを高い位置で奪ったMF石川俊輝の左クロスをファーサイドで受けたMF菊地俊介が右足のシュートでゴールを陥れ、湘南がリードを2点差に広げた。

 リードを2点に広げられた浦和は、後半20分に武富に代えてFWアンドリュー・ナバウト、同26分には森脇に代えてMF柴戸海を投入して状況を打開しようと試みる。同32分には武藤のヒールパスをPA内で受けたFW興梠慎三が左足シュートでネットを揺らして浦和が1点差に詰め寄るも、粘り強い守備を見せた湘南が同点ゴールを許さずに逃げ切って2-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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