beacon

古巣戦で宇佐美先発のデュッセルドルフ、ルケバキオがハット達成でバイエルンと劇的ドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

デュッセルドルフが価値あるドロー

[11.24 ブンデスリーガ第12節 バイエルン3-3デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガ第12節2日目が24日に行われ、MF宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフは敵地でバイエルンと対戦し、3-3で引き分けた。3試合連続で先発した宇佐美は左サイドハーフの位置に入り、後半25分までプレーした。

 立ち上がりは宇佐美が攻撃の起点となり、前半1分、カウンターから中央を持ち上がってスルーパスを通し、FWドディ・ルケバキオが左足シュート。前半3分には宇佐美が左サイドからカットインして右足シュートを放ったが、これはGKがセーブした。

 しかし、先手を取ったのはバイエルンだった。前半17分、CKの流れから相手のクリアボールに反応したDFニクラス・ズーレが左足でゴール左下隅に突き刺し、先制に成功。その3分後、前半20分にもDFジェローム・ボアテングからのフィードで裏に抜け出したFWトーマス・ミュラーがジャンプしながら右足トラップでおさめると、GKをかわしてゴールに押し込んだ。

 0-2に突き放されたデュッセルドルフだったが、前半のうちに1点を返す。前半44分、アーリークロスに反応したDFジャン・ツィマーのオーバーヘッドはミートしなかったが、粘ってパスをつなぐと、ルケバキオが右足で決め、1-2で前半を折り返した。

 後半6分、左サイドで体勢を崩した相手に宇佐美がプレスをかけてボールを奪取したが、チャンスにはつなげられず、後半13分に失点。FWロベルト・レバンドフスキのポストプレーからミュラーが左足ミドルを沈め、ドッペルパック(1試合2得点)を達成。宇佐美は後半25分にベンチに下がった。

 再び2点差に突き放されたデュッセルドルフだったが、ここから反撃に出る。後半32分、スルーパスで背後に抜け出したルケバキオがGKとの1対1を制し、2-3。後半アディショナルタイムにもカウンターからルケバキオが劇的同点弾を挙げ、ハットトリックを達成。3-3の引き分けに持ち込んだ昇格組デュッセルドルフ。バイエルンは今季2度目の連敗を喫し、3試合未勝利と苦戦している。

●ブンデスリーガ2018-19特集
●海外組ガイド

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP