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「“天才”って、小野伸二さんと梶くんが浮かぶ」太田宏介の記憶に残る梶山陽平の衝撃ゴール

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FC東京の選手に胴上げされた梶山陽平

[11.24 J1第33節 FC東京0-2川崎F 味スタ]

 MF梶山陽平(33)の引退セレモニーが味の素スタジアムで行われた。FC東京史上初となるアカデミー出身の10番が今季限りで引退。チームメイトとともに梶山を胴上げしたDF太田宏介(31)は「年も近かったし、引退するっていうのは悲しいニュースでした」と胸の内を明かした。

「僕の中では小野伸二さんとかぶるというか。“天才”っていうと、小野伸二さんと梶くんが浮かびます」(太田)

 稀代のゲームメーカーは独特の間合いで繰り出すパスやドリブル、抜群のキープ力、卓越した技術でファンを魅了した。2008年の北京五輪でも10番を背負い、その能力は広く認められたが、現役生活は度重なる怪我との戦いだった。太田は「今年も怪我でいい状態ではなかったけど、練習の中で見せるプレーは明らかに他の選手と違っていた」と指摘した。

 横浜FCや清水に在籍した当時は対戦相手として脅威を覚え、「一人だけ次元が違うというか、予測できないプレーだった。いやらしい選手だなと思っていた」。2012年にチームメイトになっても、視野の広さと技術を生かした意外性のあるプレーに驚いたという。

 記憶に残るのは、2012年5月12日のJ1第11節札幌戦(○1-0)で開始54秒に決めたゴールだ。左サイドを突破したMF石川直宏からマイナスの折り返しを受けた梶山は、軸足の右足ヒールでアウトサイドにかけた技ありシュートを沈めた。太田は「何だこの人って、一緒に戦っていて思うくらいだった」と当時の衝撃を振り返った。この日の対戦相手、川崎フロンターレのMF中村憲剛(38)は「年下が引退していくことほど寂しいことはない」と引退を惜しんだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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