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窮地救ったスーパークリア! “下剋上”経験持つ東京V若狭大志「あの時みたいに上がれたら」

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スーパークリアでチームを救った東京ヴェルディDF若狭大志

[11.25 J1参入プレーオフ1回戦 大宮0-1東京V NACK]

 チームの窮地を救うスーパークリアだった。東京ヴェルディDF若狭大志は数的不利の1点リードで迎えた後半29分に途中出場。後半45分、GK上福元直人が飛び出しでゴールがガラ空きになり、DF酒井宣福に決定的なヘディングシュートを放たれたが、決死のカバーリングで弾き出した。

「覚えてなかったです。とにかく無心で」。ビッグプレーを苦笑い気味に振り返った背番号2だったが、決まっていれば結果を動かす場面。決勝ゴールを決めたDF平智広は自身の活躍を問われたにもかかわらず「若狭選手が身体を張ってくれたおかげ。1点モノを防いでくれた」と称えていた。

 ロティーナ監督に呼ばれたのは先制点が入った直後の後半29分。数的不利で防戦一方となっていた中、守備固めとしての途中出場だった。今季のJ2リーグ戦ではわずか4試合の出番にとどまっていたが、「準備はできていたし、特にこういう試合なので、点を取れば出番があると思っていた」と冷静だった。

 ピッチに入る際に脳裏をよぎったのは6年前の光景だった。「オーロイ選手が入ってきて、自分が入って……。ハッキリ覚えていたので、その場面が重なった」。2012年のJ1昇格プレーオフ決勝、当時大分所属だった若狭は1点リードの後半42分に起用され、投入されたばかりの204cm長身FWオーロイ(千葉)を抑え込んだ。

 当時も6位フィニッシュからの下剋上。「あの時みたいに上がれたら」という思いを抱えながらフィールドに立った若狭は、199cmのFWロビン・シモヴィッチにボールを集めてくる大宮の攻撃をシャットアウト。「サイズの差は結構あったけど、カバーリングがしっかりできた」と6年前の経験が役立っていたようだ。

 古巣の大分はすでにJ1自動昇格を決めており、「こっちも続きます」と意欲。そのためには2回戦の横浜FC戦、そしてJ1リーグ16位に連勝する必要があるが、「しっかりと身体を張って、点を取って勝ちたい」と再び学び得た成功体験を今後も生かしていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

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