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更なるチーム強化のため…J1清水社長の“丁寧過ぎる”お願い「個人の皆様に関連した価格の値上げを…」

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来季より「個人の皆様に関連した価格の値上げ」が行われる

 清水エスパルスは26日、公式サイトで『2019シーズンを前に:皆様へのお願い』と題したリリースを公開した。左伴繁雄社長の署名の入ったリリースで、「個人の皆様に関連した価格の値上げ」をお願いする内容になっている。

 ただし“丁寧過ぎる”ほどの説明がされている。今季は残り1節の段階で14勝6分13敗で7位。5位以内も狙える順位にいつことに一定の評価を示すも、更なる飛躍のためには強化費が必要になると説明しているのだ。

 強化費についてはここ4年で5.8億円の上積みがあったと説明。しかしこれはJ1クラブでは中位程度にとどまっていることから、「確実にタイトルを狙うにはもうひと踏ん張りが必要です」。強化費の源泉となる会社収益はここ4年で7.6億円の増収を達成しているが、強化費の更なるてこ入れのためには、この増収ピッチを2年は続ける必要があるという。

 しかしこれまで増収を引っ張ってきたのはパートナー営業を主とした法人営業だったが、、ユニフォームパートナーやゴール裏一列目看板といった高額商材はすでに完売。「今後は小口商材を社数で稼ぐ展開になってきており、これまでのような伸長を果たすのは極めて困難」になってきているという。

 そこで「最後の最後の手段」として、「個人の皆様に関連した価格の値上げ」を決断。「勿論これまで以上に法人営業も頑張ります。また、値上げに相応しいサービスや新たなファンエンゲージの取り組みも行って参ります。そして、皆様の大切な懐を痛めるわけですから、来シーズンは、チームの更なる浮揚と、何かの足しにと私自身の進退をかける覚悟で、ピッチの上でも市中外回りでも闘って参る所存です」と最後まで“丁寧過ぎる”あいさつで、サポートを呼び掛けた。

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