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喫煙や飲酒で悪童と呼ばれるナインゴランが持論「世間が望むように生きる必要はない」

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インタビューに応えたインテルMFラジャ・ナインゴラン

 インテルに所属する元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが『フランスフットボール』のインタビューに答えた。

 ナインゴランはベルギーのアントウェルペン出身の30歳。イタリアのピアチェンツァでプロデビューを果たし、カリアリ、ローマ、インテルとここまでの選手生活のすべてをイタリアで過ごしている。そんなナインゴランは時折、飲酒や喫煙をしている姿を報道され、バッドボーイとして世間に知られるようになった。しかし、本人は「普通に生きてきた」と語った。

「俺は至って普通の人間なんだ。多くの人間がレッテルを貼るようなバッドボーイじゃない。普通に生きてきたんだ。サッカー選手として世間からもてはやされたが、それが世間の望むように生きる必要があるということにはならない」

「スーパーマーケットで買い物もする。酒も飲めばタバコだって吸うんだ。サッカー選手だってタバコくらい吸う。それが"普通の仕事"じゃなかったとしてもだ」

 ナインゴランはイタリアでサッカー選手として収入を得るまで、1人親に育てられ貧しい環境で幼少期を過ごしたという。当時の苦労についても語った。

「ピアチェンツァに来てすぐ、俺は月に1,000ユーロ(約13万円)を稼いだ。それは俺や家族にとって大金だったんだ。家族全員が標準的な暮らしができるように俺は必死だった」

「俺は母親に影響を受けた。彼女は人生で最も大事な人だ。彼女は何も持ってはいなかったが、多くを犠牲にしてなんでも与えてくれた。そして双子の姉妹とも固い絆で結ばれている。彼女は同性愛者だ。でも、彼女が幸せでいれば俺は十分さ」

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