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ベイル躍動のレアルが完勝でGL首位通過! 2位ローマはレジェンドの記念セレモニーに華を添えられず

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先制ゴールを含む全2得点に絡んだFWガレス・ベイル

[11.27 欧州CLグループリーグ第5節 ローマ 0-2 R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第5節が27日に行われ、G組では首位レアル・マドリー(スペイン)が敵地で2位ローマ(イタリア)に2-0で勝利した。この結果、レアルは首位、ローマは2位でグループリーグ突破が確定。最終節は12月12日に開催され、レアルはホームでCSKAモスクワ(ロシア)、ローマはアウェーでビクトリア・プルゼニ(チェコ)と対決する。

 互いに3勝1敗の勝ち点9で迎えた首位攻防戦。先に行われたゲームで3位CSKAモスクワ(勝ち点4)が本拠地で4位ビクトリア・プルゼニ(勝ち点1)に1-2で敗れたため、両チームとも決勝トーナメント進出が決まった状態で試合を迎えることになった。

 24日のリーガ・エスパニョーラ第13節エイバル戦(0-3)で不覚を取ったレアルは、立ち上がりから攻撃のギアが上がらず。両チームとも決定機がないまま時間が経過すると、ローマのFWステファン・エル・シャーラウィが守備の際に負傷し、前半22分にFWユスティン・クライファートとの交代を余儀なくされた。

 アクシデントで交代カードを使ったローマは、前半アディショナルタイム2分にようやく大きなチャンス。MFニコロ・ザニオーロが左サイドの高い位置でボールを奪い、折り返しにフリーのMFジェンギズ・ウンデルが左足で合わせる。決めるだけのシーンだったが、至近距離からのシュートは大きくクロスバーを越えた。

 そのまま0-0で前半を終え、先にスコアを動かしたのはレアル。後半2分、ローマのDFフェデリコ・ファシオがヘディングでGKに返そうとしたボールが攻め残っていたFWガレス・ベイルに渡る。戻ったDFコスタス・マノラスをPA内中央で冷静にいなしたベイルは、左足でゴール左に流し込み、今大会3得点目を挙げた。

 後半14分にはベイルがPA内右でMFルカ・モドリッチからパスを受け、左足でクロスを供給。ファーでFWカリム・ベンゼマが頭で落とし、最後はFWルーカス・バスケスが右足で押し込む。同選手はこれが今季大会初ゴールとなった。

 反撃を図りたいローマだったが、足をつったザニオーロが後半24分に交代を余儀なくされ、アクシデントで3枚のカードを使い切る。その後もリズムをつかめず、0-2でタイムアップ。試合前にクラブ殿堂入りセレモニーを実施したフランチェスコ・トッティ氏に白星を届けることはできなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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