バイエルンのFWアリエン・ロッベンが、UEFAチャンピオンズリーグでの決勝トーナメント進出に喜びをあらわにした。

　バイエルンは27日、チャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節でベンフィカと対戦。チームはホームでのリーグ戦でここ4試合勝利なしと危機的な状況で、この一戦を迎えた。

　しかし、試合は一方的な展開に。13分にロッベンがカットインからファーに突き刺すと、30分にも同様の形で今度はニアへと豪快な一撃を見舞う。ロッベンの得意な形からの2ゴールの活躍もあり、バイエルンは5-1と大勝を収めた。

　ロッベンは試合後のフラッシュインタビューで「(解任の危機と伝えられていたニコ・コバチ)監督のためにもこういう結果になって嬉しい」と話しつつ、気を引き締めている。

「手放しで喜んではいけない。1試合に過ぎないし、土曜日に勝てなければまた不安定な状況となるだろう。控え室では何も起こっていないし、選手たちの雰囲気はいいよ。今日のような試合はまさに必要だった。このパフォーマンスは長期間続けていかなければならない」

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