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2ゴールの34歳ロッベン、コバチ監督との関係悪化を否定「僕たちの関係は良好だ」

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MFアリエン・ロッベンがドッペルパックを達成

[11.27 欧州CL第5節 バイエルン5-1ベンフィカ]

 バイエルン(ドイツ)は27日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第5節でベンフィカ(ポルトガル)と対戦し、5-1で勝利した。

 先制点を挙げたMFアリエン・ロッベンがドッペルパック(1試合2得点)の活躍を見せた。前半13分、ロッベンの縦パスからFWロベルト・レバンドフスキからリターンを受けると、細かいタッチでカットイン。DF3人を振り切り、PA内右角度のない位置から左足シュートを突き刺した。

 ロッベンは前半30分にも連続ゴール。レワンドフスキのスルーパスを受けて右サイドからカットインし、先制点と同じ形でゴールを陥れた。「僕のゴールはチームにとって重要だった。ゴールを決められて良かったよ」と率直に喜びを示した。

 バイエルンは24日の第12節で昇格組デュッセルドルフを2点差を追いつかれる不覚(△3-3)。ホームでリーグ4試合未勝利(3分1敗)と危機的な状況が続いていただけに、価値あるホーム勝利となった。「特に土曜日の大きな失望の後で僕たちは立ち上がり、サポーターのためにも良い試合を見せたかった。優れたチームは再び立ち上がるものだ」と手応えを口にした。

 多彩な攻撃からゴールを導いたバイエルンは後半1分に失点したが、しっかりと立て直した。「僕たちにとって難しい時期だけど、今日は良い形でプランを実行できたよ」と手応えを口にしたロッベン。「特にマヌ(ノイアー)のためには無失点ならもっと良かったけどね。それでも5-1という結果には説得力がある。ニコのためにもこういう結果になって嬉しい」と言及。指揮官と選手の関係悪化も囁かれたが、「僕たちの関係は良好だ」と強調した。

 成績不振から退任の可能性も報じられていたニコ・コバチ監督は「今日は全てがうまく噛み合った。リードを奪い、後半1分の失点を除いて、試合を通して集中を切らさずによく守った」と選手を評価。「満足できる成果だ。我々が試合を支配した。選手たちが報われた」と満足感を示した。

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