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レアル指揮官、リベルタドーレスのベルナベウ開催に「多くの人の心を砕くもの。本当に悲しい」

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レアルを率いるサンティアゴ・ソラーリ監督

 レアル・マドリーのサンティアゴ・ソラーリ監督がコパ・リベルタドーレス決勝のサンティアゴ・ベルナベウ開催について言及している。クラブ公式サイトが伝えた。

 南米のクラブ王者を決める同大会決勝にはリバープレート(アルゼンチン)とボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)が進出。11月11日の第1戦を2-2で終え、同24日にリバープレートのホームで第2戦を行う予定だったが、ファンの暴動により、2度にわたって中止に追い込まれていた。

 これを受けて南米サッカー連盟(CONMEBOL)は11月29日、決勝第2戦を12月9日にレアルの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで開催することを発表。アルゼンチン出身のソラーリ監督は11月30日、リーガ・エスパニョーラ第14節バレンシア戦に向けた前日会見に出席し、今回の騒動について語っている。

「色々な思いがあるもの。一つの面でマドリディスモにとって光栄なこと。我々のスタジアムがリベルタドーレスの決勝を開催すること、アルゼンチンサッカーのクラシコをサンティアゴ・ベルナベウで開催することは名誉なことだ。我々のスタジアムの歴史が騒動に見舞われた今回の決勝の力になることを期待している」

 ソラーリ監督は歓迎の意を示しつつ、「もう一方でこの試合をここで開催することになった経緯を無視できないし、ブエノスアイレスから遠く離れた地で開催することは多くの人の心を砕くもの。本当に悲しいこと。何よりも子どもたちの見本になれなかった点から言うと残念でしかない」と、会場変更に至ったいきさつについては不本意だと述べた。

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